プット売りのリスク ほぼホラー

オプション取引の基礎

プット売りのリスクについては重ね重ねお伝えしていますが

実際どのくらい危険なのか

コロナの前半にプット売りを多めに持っていた場合を例に説明したいと思います

これは滅多に起こらないことをあえてシュミレートしたものです

プット売りはリスクがあるからやるなと言っているわけではありません

プット売りはとても魅力的だが、最悪のリスクというのも想定してほしいというだけです

実験には以前以下で紹介した以下のシミュレーターを使いました

以下のチャレンジコロナショックというシナリオです

JPXが作成したOSE先物・オプション シミュレーター

OSE先物・オプション シミュレーター | トップ | 大阪取引所

このシュミレーターは最悪を想定するのに大変有効だと思ってます

もちろん、中、上級者なら暴落が始まってここまでプット売りの含み損を放置することはない

と思います

事前にリスク回避として、通常イン・ザ・マネーになる前に損切りする

もしくは先物でデルタヘッジします

(ちなみに先物で完全にデルタヘッジするにはオプション1枚に対し

日経平均ミニ10枚相当が必要なため追加で150万程度の資金は必要だと思います)

以下の例は、プットレシオスプレッドの戦略をとっていた場合になります

プット買いが内側にあり、外側の売りが2枚以上あるポジションです

開始日 2020年2月20日

開始時資金 300万円

日経平均現在価格 23370円

3月限 P23500 買い 1枚 305円

3月限 P21500 売り 3枚 28円 x 3 = 84円

3月限SQ日まで残り23日

買いのコストが305円で売りがトータル84円なので

費用がかかりすぎてあまりいいポジションではありませんが

現在価格より2000円下に離れていてもこれだけ危険だということを示すための例になります

この頃はボラティリティも低く、楽観相場だったことが伺えます

プットオプションも3月限がインザマネーでも買いが305円とかなり割安です

それでは本番、もしこのままこのポジションを14日間放置しておいたとすると、、、

日経平均は23370円から21140円に下落

14日後に1,198,810円の証拠金不足

内側にカバーのプット買いも保有しているのにもかかわらず

さらに28円のプット売りが935円までに膨らんでいるのです

以下をご覧の通り、プット買い305円も2000円の利益で200万円以上の利益が出ているのに

28円3枚の損益が270万円以上になっているのです

証拠金が払えないまま次の日を迎えると

次の日はさらに20500円まで下落したので

最終的に以下の状態で強制決済となります

損益合計 -4296000 円です

繰り返しますが、これは極端な例であり

通常このような暴落時にプット売りを損切りせず保持する人はほとんどいません

ただ、中、上級者でも、おそらくプット売りで損切りした分を埋めるため

さらに追加で外のプットを売る

もしくは既存のプットを損切りし、

その損を埋めるために、さらに外側のプットを売るということはするでしょう

ただ、ご存知の通りこれはまだ暴落の初期で

最終的にはこのあとさらに日経平均は4500円下落し

最終的に16000円まで下落していますので

もしプット売りを外に移動させていたらどうなったかは想像できると思います

プット売りは利益率と勝率は高く

売りを駆使することにより、オプション買いの損出を限定することができるので

オプション取引をやる上では必須となると思います

ただ、一回の失敗で資産を大きく失うことも可能です

このシュミレーションシリーズは続けていきたいと思ってます

次は上昇局面の明るいのにしたいです

パート2ができました

プット売りのリスク ほぼホラー②

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オプションは将棋のような戦略ゲームのようで、理解できるととても面白いです

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