下落が始まった後のプット買い戦略

オプション取引の基礎

SQ確定日前の暴落、下落は近いと感じてましたが、こんなに早くくるとは

残念ながら、いつものプット買いのデビッドスプレッドはちと遅い

ボラティリティーが上昇し、プットオプションはかなり高騰しているので、

ヘッジなしのプット裸買いはかなりリスクが高いです

でもさらに下落するかもしれないので

ヘッジをかけてプットを買いたい場合はどうするのか

いくらか方法があるのですが、以下は前回も説明したものです

下げると予想した時にプット買い単体以外の戦略②

無料の宝くじプットで利益を10倍にする方法

これらはコール売りをプット買いのヘッジとして入れることにより

プットの買いのコストを補うことができなうため

相場が下がらず上昇した場合も

SQ確定日まで待ってコール売りの価格以上にならなければ損は回収できます

ただ、SQ確定日まで待たずに損を回収できないのか

それはコール売りの代わりに先物買いを組み合わせる、プロテクティブプットというので可能です

以下のように

日経平均先物ミニ 1枚 27820円

P25000 買い  1枚 

細かく言うと、価格が変動するごとにデルタヘッジというのが必要ですがそこは今回は省きます

下げると利益が出るプットを買い

それをヘッジする日経225先物ミニを上昇した時のヘッジとして買うことにより

上昇しても部分的にはヘッジできるからです

繰り返しになりますが、

もしより正確にヘッジしたい場合はデルタヘッジが必要です

相場をずっと見られる方はいいですが

サラリーマンなら変化するデルタにあわせて

先物で動的にデルタヘッジするのはかなり時間的にも厳しと思ってます

後、プロテクティブプットは相場が上下せず、そのままジグザグで停滞なった場合、

プット買いだけ減価し、日経225先物買いでの利益も得られないという欠点もあります

この点では、先物より時間により減価するコール売りをヘッジで使うほうが有利になります

そもそもこのプロテクティブプット自体

ある程度相場を見てる時間がないととれないポジションです

通常の下げが暴落に発展するのは年に2回ぐらい

このような継続する大きな下げの時はとても有効な戦略ですが

当たれば大きいがめったにあたらないというのを考慮しておいてください

プットだけを買うよりはより高度な戦略です

それぞれの戦略のまとめ記事

コールオプション戦略のまとめ

プットオプション戦略のまとめ

ぜひこちらも参考にしてください

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