オプション買いの罠 初級編

オプション取引の基礎

オプション買いについては、単体では買わない方がいいと言い続けていますが

なぜなのか

もちろん、

俺は買いトレンドをピンポイントで見分けられるので、買った時からどんどん上がっていく

と言う人には関係ないかもしれませんが、

そんな事をずっと続けられる人はいません

例えば、現在の日経平均先物8月限の価格は27680円

もし、C27250を持ってたら、430円の利益なので、さぞかし利益が出てると思うかも知れませんが

でも実際はなんと-121320円の損益になってます

チャートを見ると、相場が回復したのにも関わらず

このように右肩下がりになってます

これが、買いの怖いところ、タイムディケイに負けてるのです

オプションは全てSQ確定日に価値が0になるという前提で価格が動くからです

よって、いつもペアで売りを組み合わせることを推奨しています

上記のような例で、もし売りをペアで持っていると

-121320+109230=-12090

たとえ売りでカバーできたとしてもマイナスになります

要するのこのポジションはもう途中で決済した場合にはもう利益がでないポジションです

仮にSQ確定日に8月限が27680円で終了した場合

利益は480円(480,000円)

C27250とC27750の売買のコスト、600-240=260

430-260=170. (170,000円)

これがもし27680円で終了した場合の利益となります

こうなると27750円までいくと更に利益も増えるし

-12090で途中決済する人はいないと思いますので、

SQ確定日まで待つという人が多いのではないかと思います

SQまで待たないと利益にならない

これが、買いと売りを組み合わせたポジションの欠点とも言えます

それでも買いを単体で入れたい時は

短時間で決済する

もし買っても失敗したと思ったらとりあえず逃げる

週末でも買いは減価するので、週末前に決済する

と言うのがいいかもしれません

更にファーオプションなら減価も少ないので、宝くじが欲しいのならこれでもいいかも

あと、どうせ買うならプット買い

SQ確定日2週間前にプットを買うと、勝つ確率が高いという統計もあるようです

私は本業もあり、相場をずっと見ていられないのでやらないことにしています

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最初は難しいかもしれませんが、本来オプションは理解するまですごく時間がかかります

ただ、一度理解すれば慣れてくるので是非読んでみてください

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