強いS&P500、弱い日経平均

市場状況

先週末、消費者物価指数CPIが39年ぶりの高さという発表を受け

予想通りであったにもかかわらず

一度下落したS&P500でしたが復活し、再度高値更新もすぐそこまでいきています

15日にはFOMCがあり、利上げスケジュールが発表されるかもしれないというのに

このどう考えても悪いニュースをもう織り込んだということでしょうか

先週木曜、S&P500がボリンジャーバンド1シグマにタッチしたため

日経平均のP29000買いを仕掛けたのですが

今まで4回も跳ね返されていた赤の直線も超えてきている状態です

ただ、日経平均はというと

それに全くついていけておらず

S&P500に置いていかれた状態です

200日移動平均線(青太線)あたりで跳ね返されたようです

日経平均は一度200日線を下回ると

この線が高値抵抗線となる場合が多く

200日線より下で推移することが多くなり

相当の買いエネルギーがないと、突破できないと言われています

先週の上昇はどうやら年金の大口買いがあったようで

おそらく前回ほど日経平均が下げないと今の水準からは同じような買いは来ないと思います

そうなるとやはり頼りになるのは海外勢の買い

彼らにとって、一番いい上げ材料となるのは岸田さんによる新しい経済対策なのですが

ちょっとそれは期待できそうにありません

オプションも今日は日経平均が上昇したのにも関わらず

コールの価格はほとんど上がらず

IVは17台と、数週間前の12月限の30台と比べると半分程度となっており

こういう場合にオプションを売るとリスクが高くなります

オプションは日経平均価格の上下よりも、IVが高い時を狙って売るものです

ただ私の場合はチャートを見て売りたい時はIVよりチャートを優先しているのですが

理想はIVの高い時とチャートの売りサインが一致する時を待つべきだと思っています

いつもと同じだとすると

S&P500の上げに日経平均はついていけず

下げたときだけ大きく反応する可能性が高いと思っています

よって今日は少しコール売りを追加し、ファープット売りを決済しました

プット買いはP29000があるので、プット売りはまた追加しようと思ってますが

ちょっとプットの価格が安いようで、あまり売る気にまだなりません

出来高やIVが盛り上がってくるまで少し様子見をしようと思っています

海外勢の動向を見ておきましょう

やはり先物もオプション手口も出来高が少ないようです

それぞれの戦略のまとめ記事

コールオプション戦略のまとめ

プットオプション戦略のまとめ

ぜひこちらも参考にしてください

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