先物とは違うオプション取引の優位性

市場状況

S&P500は明らかにトレンドラインを終値で超えてきました

これを超えると次は白線の200日線か

それとほぼ同じ位置にある4258ポイント付近の

1月4日からの赤線トレンドラインになります

Nasdaqも続伸

去年12月28日より引いた薄めの線に到達していますが

前回8月16日までの上昇で軽く突破された線なので

信頼性は低いです

日経平均は続伸

しないわけがないでしょう

米株についていくだけ

円安でもなく、他に理由はないと思います

正直CPI発表前のこの2日でこれほど動くとは思いませんでした

10年債金利を見ると昨日は3.36付近まで上昇していたのにもかかわらず

さらにVIXは5%近く上昇しているのです

ただ、一番敏感なハイイールド債は昨日上昇しており

ちょっと指数によりちぐはぐな動きがみられます

こういう場合大体

株より債券のほうが正しい場合が多いですが

ハイイールド債が株と同じく上昇しているので難しいところです

とにかく今日の21時30分からのCPI発表を待ちましょう

もう、CPIが低下しているという予想と

0.75利上げは確定しているという予想は聞き飽きました

そうなるかもしれませんが

結果を受けて株価がどう動くかは誰もわかりません

もうすでに織り込み済みで上昇しているので下落となるか

それとも

CPIが低く収まったのを確認したので、安心感からさらに上昇するのか

米株市場はどう反応したかは明日の朝になってみないとわかりません

昨日のレシオスプレッドですが

こんな感じです

10月限日経平均は28405円と既に155円ほど外していますが

損切りしても損どころか6万ほどの利益になります

よってさらに上昇した場合は

P28500買いにとりあえず1回は上に移動しようかと思っています

先物では28250円で売って失敗して28500円に無傷で乗り換えるなど

とてもできませんよね

ファープットがニアプットより上昇した時の減価が激しい

という特徴があるためです

これがオプション取引の先物と違うところで

使いようによっては優位性になります

ただ、例えば28250円から500円以上はなれて28750円までいくと

さすがに損切りした場合に少しは損が出るでしょう

言い続ていることですが念のため

今ポジションがない状態なら

CPIの結果を見て動いた方に動くほうが無難でしょう

私は資金の9割は米株の投資信託やETFの積み立てなので

オプション取引はそのヘッジのため主にPUTを取引しています

海外勢の売買動向はどうだったのでしょう

さすがに今日は出来高は少ないようで

2000枚以上も見えません

ゴールドマンの建玉は

C29500買いが100枚ほど増えたようで

買い優勢のようです

オプション戦略のまとめ記事

コールオプション戦略のまとめ

プットオプション戦略のまとめ

ぜひこちらも参考にしてください

オプション取引のおすすめ書籍と動画

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント