逆イールド後の影響はまだまだ後、、のはず

市場状況

S&P500は続落

ボリンジャーバンドー2シグマを超えてきましたが、ー3シグマにはタッチせず

今日日中は少し戻したようです

NasdaqはS&P500より初めから弱かったせいか

ボリンジャーバンドー2シグマ付近で留まっているようです

日経平均はというと

やはり米株より上昇していた分下げも早い

ボリンジャーバンドー1シグマを軽く抜けて

26310円付近まで下げました

逆イールドと騒がれているので

久しぶりにダイナミックイールドカーブを見るとすごい形になってました

下図の左下の方が6月初めで左上が現在のチャート

全体的に上昇し

現在は2年債が10年債の利回りに追いついてきてます

Dynamic Yield Curve

前回も言いましたが

逆イールドとなったからといってすぐに下落ということではなく

その後に順イールドになった際が一番危険だと言われており

それは通常逆イールドから1から2年後と言われています

以下はリーマンショックが起こった時のイールドカーブで

短期金利が長期金利より下がって順イールドになっていることがわかります

この大きな下げが

まだ利下げ後の本格的な下げとは程遠いと考えると恐ろしいですね

なので、今回の下げが必ずしも最後の下げにはならないかもしれないということです

もちろん、今のように中央銀行が異例の金融緩和をした例は今までないので

同じようなタイミングで暴落するのか

それとも想像以上に早く暴落が来るかはわかりませんので

私たちのできることはオプション取引などでリスク回避をするだけだと思います

今日は新しく新規にプットバックスプレッドを組みました

これは短期のみ有効な戦略で

相場が大きく下落すると利益をもたらしてくれます

P26000 ー1

P24000 +4

P24000がかなり出来ていたので、ヘッジを付けて買うことにしました

こういう時はニアPUTよりファーPUTの上昇が信じられないくらい大きくなるので

その差を利用した戦略となります

逆にいえば、今は単体ファーPUT売りは今一番避けたい戦略だと思います

もちろん日経平均が24000円まで行くかどうかはわかりませんが

プットバックスプレッドはP24000がインザマネーにならなくても

ある程度下げただけでも

期中に決済すれば利益は大きいです

ちなみにヘッジのP26000売りでコストを消しているので費用はほぼゼロです

ただ、短期でなら有利な戦略ですが

長期戦によるタイムディケイには弱い戦略です

最悪、タイムディケイとIV低下によるベガに負けて

ファーPUTがニアPUTより減価すれば期中で損益となります

短期で日経平均が下げないようなら損切り予定です

所有しているPUT買い4枚はそのままです

まだPUT売りヘッジも付けていません

少なくとも今週金曜日本時間6月16日(木曜日)深夜3時30分のFOMCの結果が出る前に

大きく反発上昇するのは難しいのではと思っています

海外勢の売買動向はどうだったのでしょう

ドイツの日経平均とTOPIX売りは珍しいです

野村はインバースの出来高が多かったので売りが多いかと思ったが、、、

ゴールドマンの建玉

なぜかトレーダーズ・ウェブの手口情報には表示されていませんでしたが

昨日以下のようにコール売りポジションが追加されていたようです

ゴールドマンにしては多めだと思います

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