リスクジャンキーとその末路

市場状況

S&P500は赤線トレンドライン上辺を少しだけ抜けてきました

CPI待ちでしょうか

Nasdaqも日経平均も上抜けしているので

後S&P500が上抜ければ全部上昇トレンドとなりそうです

ダマシが一番少ないのがS&P500なので注目です

Nasdaqは赤線トレンドライン上辺を既に突破しており

ボリンジャーバンド2シグマ付近まで来たので

次は、さらなるネタ待ち

こちらもCPI待ちでしょう

10年債利回りも4.6台を推移しており

安定しています

まあ、個人的にはもうCPIぐらいでは発表直後に上下するだけで

トレンド転換するほどにはならないと思ってます

おそらく売買しているのは

CPI発表前でPUTを買って、下がるのをお祈りしている

お祈りトレーダーのみでしょう

日経平均も赤線トレンドライン上辺を既に突破し

5日線上を維持しています

こちらは米国株次第と言ったところでしょう

最近は毎日500円ほど一日で日経平均が動くこともありますので

それを見ると

儲けるチャンスを逃している

と感じる人もいるようですが

それって、実は損するチャンスでもあるということをなぜか考えません

今回のように大きく相場が急騰し、何もできずにいた時

周りからは、どれだけ儲けた、と言う話ばかりになります

それに翻弄され、なぜ自分は儲けられていないのだ

と言う気持ちになり

急騰したから今度は急落するだろうという単純な考えで

大きな賭けでショートをしたりします

これって、誰でも心当たりのある心境だと思います

ただ、こういう時に限って、さらに上昇ます

日経平均売買の大半を占める外国人投資家が上がれば順張りでさらに買うからです

日本人は上昇して一服したら今度は下だと逆張りをします

相場が激しく動いている時に

いかに何もしないでいられるか

一度試してみてください

もし、マーケットの急落や急騰に惑わされ

どうしても理由をこじつけてポジションを取ってしまったのなら

あなたはリスクジャンキーの可能性があるでしょう

イベント前にどちらかに賭けようとする人や

一週間さえトレードを我慢できない人もリスクジャンキーでしょう

儲ける事より、相場でハラハラドキドキする事を求めているだけなのです

もちろん、この末路がどうなるかは、わかりますよね

一度ポジションを取ってしまうとそれが基準となり

それより下がればナンピン買い

それより上がればナンピン売り

というドツボに入ってしまいます

こういうトレードは初めのポジションが間違ってても

損切りできずに

今回のように大きなトレンドが出た時に致命傷を負います

大きく相場が動いている時にいかに冷静に対処でき

それを逃した場合でも次のチャンスまで待てるか

これがトレード上級者とリスクジャンキーとの違いだと思います

もちろん、自分もリスクジャンキーになっている時もまだまだありますので

特に利益を大きく出した後は、お休みをして

しばらく様子見をすることにしています

〇〇円儲かったから、それを資金にさらに儲けようというのは

無駄なエントリーで儲かった分を粗末に扱うことになり失いやすくなります

オプション取引においてはザラ場午前中や夜間取引でトレードしない人も多いです

なぜなら前日の米国市場の影響を受けて

午前中は相場が動きが激しい場合が多く

取引すると不利な場合が多いためで

夜間はマーケットメーカーなどの見せ板だけの場合が多いため

売買が不利になる可能性があるからです

板をよく見ていれば参加者は自分だけという事もよくありますし

指値損切りを入れているとありえない価格で約定されていることも多々あります

夜間取引を使うのは日中完成できなかったスプレッドの傍らを

どうしても完成させたい時などだけです

今のポジションは変わりなく

多分月末までこのままだと思います

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