日経225ミニオプションは実際使えるのか

市場状況

S&P500はトレンドラインのあたりで下げ止まり反発

本日もしっかりした動きで

債務上限問題でディフォルト回避が確実との報道の後

少し下げてたのを解消したようです

タイトルを課題にして作成したBing AI画像は指が6本

まだまだこういう繊細なところが苦手なようです

Nasdaqは下げても5日線まで

S&P500が大きく下げたのにほとんど下げてません

最近は10年債利回りも下がってきてるので

大きく下げる理由がとくにないのでしょう

10年債利回りは今日は少し反発したものの

下降を続けており

VIXも17台にもどってきました

さすがに上昇し過ぎてたNVIDIAもさすがに下げたが

今までの上昇と比べたらほんのちょっとだけ

日経平均はというと

こちらは5日線を久しぶりに超えての下げとなったのですが

1日で全部戻す強さ

上昇トレンドは止まったかもしれませんが

すぐに下落するようにも見えません

今週より公開されたミニオプションですが

早速試されている方もいるようですが

はたしてどれだけ使えるのでしょう

現行をラージと呼び、ミニと比較させてもらうと

まずミニの価格帯を見るとATM付近の31000円あたりではほぼ同じ

IVもほぼ同じと言うのはいいですが

売りと買いの気配の間がかなり空いてるようですね

これは売買の時にラージを売買する時より不利になるかもしれません

さらに実際のCALLの板

今回はコールのほうが出来高が多い日でしたので

そのATM付近の31000円を見て見ると

やはり出来高は少ないですね

ミニならラージの10倍出来高があってもおかしくないはず

後この100枚単位の気配はおそらく機械の見せ板でしょう

個人は、1,2枚で出てるものだと思います

ATM付近ですが、ほぼ参加者はいない可能性が高いです

結論として板が薄いということは致命的です

なぜなら、暴落のような本当のパニックが起こった時に

見せ板が消える場合があるため、反対売買ができなくなります

損切りしたくても、損切りできなくなる

もしくは、ありえない価格で強制約定せざるをえなくなるということです

さらに、Weeklyオプションのミニなんかもあるようで

以下はミニOP6月1週限のC31000で

当然、これはさらに板が薄く

以下を見ての通り価格間もスカスカ

売買する時点で不利な価格で約定しなくてはいけないのは

覚悟しておいた方がいいでしょう

そもそも日中の13時ごろでこの板では

ナイトで暴騰が起こった時に

CALL売りの損切りなんかは不利な価格でしか

損切りできないと思った方がいいでしょう

証拠金が安いからCALL売りとPUT売りを組み合わせた

ショートストラングルがミニでは有利な戦略ではという評論家もいますが

スカスカになるリスクを考えたらやめておいたほうがいいでしょう

PUT売りがスカスカで決済できないとなれば悪夢です

せっかくのミニができたのならその特性を生かせる戦略を探しましょう

例えば、今まで高くて組めなかった

ATMに近いオプションのスプレッドを安く仕込んだり

別の価格帯で複数組んだり

場合によっては推奨しませんが、ナンピンなんてのもできますし

枚数が多ければ一部だけ利確なんかもできます

単体でミニオプション買う戦略しか思いつかないのなら

売買時点で不利になるのでやめたほうが良いでしょう

タイムディケイもなく出来高の多い225先物ミニのほうが賢い選択なのは明らかです

現在のポジションは

下げてくれたおかげでミニを30730円で仕込むことができたので

さらに上昇した場合のヘッジは十分以上にできました

思った通り、すぐ反発上昇したので安心しました

20735円でミニは損切り入れてます

これでこの残りのポジションではほぼ利益確定となり

後は利益をどれだけ増やせるかだけで

この価格で現状維持したとしても時間がたつほど有利になるポジション構成です

30750円付近でSQを迎えれば利益が最大となります

31250以上になるようであれば期中で決済したほうが利益は大きくなります

損切りした分をどこまで取り返せるかですね

タイミングを見てカレンダースプレッドをもう一組追加しようかと思ってます

海外勢の売買動向はどうだったのでしょう

ゴールドマンはまたTOPIXを大きく買ってるようです

ほかにも買ってるところもありますね

ゴールドマンの建玉はこの通り

利益曲線を見る限りは右肩上がりなので

上げれば上げるほど利益の出るポジションのようです

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