市場は動くきっかけを待っているように見える

市場状況

S&P500は先週までは100日線と20日線の間を行ったり来たりでしたが

今日は20日線を割ってきました

下に支えとなる移動平均線などもないため

本来ならもっと下げてもいいのでしょうが

そうもならないようです

こういう時に見るといいのが下に表示されている標準偏差

これが下げトレンドの時は価格のばらつきが少なく

ボラティリティが低いということなので

標準偏差が上昇トレンドにならない限りは

下げトレンドも上げトレンドも発生しにくいと言うことです

なので、今はエネルギーを貯めている状態に見えます

ボリンジャーバンドの収縮も同じくそれを表していると思います

先週もお伝えしましたが

債権利回りが上昇し、Nasdaqの下げが続いているので

S&P500が足を引っ張られている可能性が高いです

Nasdaqはひと足早くボリンジャーバンド−1シグマに達成寸前です

日経平均はというとNasdaqと似ており

こちらはボリンジャーバンド−1シグマに一旦今日タッチしたようです

これらを考慮すると

下げてはいるが大きな下げに発展する気配もまだなく

なにか大きく動くきっかけを待っているような様子に見えます

ちょうど12日の日本時間21時30分に

消費者物価指数(CPI :Consumer Price Index)の発表があるので

それの結果を受けてどう反応するかというのが

どちらかに動くきっかけとなるかもしれません

今回の予想は8.4%となっており

前回の7.9%よりさらに高くなっています

ただ前回の3月CPI発表のように予想通りでサプライズがなければ

市場の反応も薄いかもしれません

自分のオプションポジションは前もお伝えしたとおり

前月とったカレンダースプレッドのP28250買いを決済せずにそのままにしたのですが

SQ後に更に下げたのでうまくいったようです

先週末それをP28250-P26000-P25000のPUTのバタフライスプレッドにしました

そして今日C26750買いのバタフライスプレッドを仕掛けて

利益の囲い込みを行いました

今月はあまりバタバタできないので

あまり世話のかからないポジションで

できるだけ市場を見なくてもいいようにしたいと思ってます

海外勢の売買動向はどうだったのでしょう

今日の先物の売買は目立った動きもないようです

昨日これから毎日報告するといったゴールドマンの建玉情報ですが

今日はまだサイトが更新されていないようです

手口を見る限りはC27750を230枚売っているようです

それぞれの戦略のまとめ記事

コールオプション戦略のまとめ

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