波乱週、CPIはさらなる波乱要因となるか

市場状況

激しい下落です

米欧がロシアからの原油輸入の禁止を検討していると伝わり原油が高騰

日経平均先物は一時1000円以上下げました

S&P500も土曜日言っていた下値切り上げがくずれ

ストキャスティクスRSIも下げシグナルに転換しました

S&P500についてはそれほどまだ下げておりません

日経平均はというとS&P500の2倍以上の下げで

ボリンジャーバンド−3シグマにタッチしそうなほどの下げでした

これだけ値動きが大きいから世界の投資家から投機に利用されやすいのです

おそらく、メジャーSQ週ということで

証券会社が日経平均先物を投機に利用しているのではないかと思われます

そうであれば、通常はSQ日の金曜がセリングクライマックスとなり

それを過ぎれば上昇するという

コロナショックの時と似たような動きになる可能性もあります

ただ、まだ月曜なのでSQの金曜までは時間があり

この下げを金曜まで続けられるのかは疑問です

話は少し外れますが、本日はTOPIXが午前中に2%下げたので日銀様がTOPIXご購入のはずですが

どれほどのインパクトがあるのでしょう

そもそも日銀様はTOPIXしか買いませんので

日経平均の上げはTOPIXが上げた時の連れ上げになります

お昼13時ごろ過ぎから買いに来ることが多いので

以下のこれがその買いだと想定されますが

このように、日銀の701億円の買いというのは日経を70円ほど吊り上げるほどでしかありません

今回のように下げ止まるきっかけとなる場合もありますが

ほとんどの場合、このような大きく下げた日は

この買いにさらに売りをぶつけられる場合が多いです

あまり過剰に期待しないようにしましょう

増してこれを目当てに短期で先物などを買うのはお勧めしません

今週は先月に大きな下げのきっかけとなった消費者物価指数CPIが10日22時半に発表されます

パウエルさんは16日に0.25%利上げしたいといいながら

状況に応じて、という含みを残しておりますので

先週金曜の雇用統計も予想以上だった事もあるし

原油の高騰がこのまま続き

消費者物価指数CPIが8%を超える場合は

この都合の良い状況に応じてが発動し

0.5%にさらっと変更する可能性もなくはないでしょう

そうなれば前にも言いましたように

0.5%の利上げは7%の確率しか想定されてないので

想定外の下げとなるでしょう

私はSQ日まではこのまま様子見予定です

海外勢の動向を見ておきましょう

やはりアムロは逆指標だったようで

昨日の日経平均買いを全部吐き出したようです

そもそも裁定取引業者なので日経平均を買ってても

1時間後に売ってる可能性もあり

アムロの売買動向は全くといえるほど参考になりません

なのでなぜ、万年売りおじさんが毎日アムロの先物売買動向を報告してるのか不思議です

さて、売買動向に戻りましょう

各社かなり大きい売りと買いです

通常の売買とは比べ物になりません

大和の日経平均買いはめずらしく

野村のTOPIX買いが一番大きいようです

ゴールドマンは先週に引き続きTOPIXを大きく売っているようです

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