長期戦に有利な戦略、カバードコール

オプション取引の基礎

ここでははオプションだけの説明が多いですが、

日経平均先物ミニと組み合わせた戦略、カバードコールを紹介します

カバードコールがなぜ長期戦に有利かというと、

先物ミニはタイムディケイにより価値が下がらないからです

反して、コール売りはタイムディケイにより時間がたつごとに価値は下がります

よって、先物ミニが買った値のまま、SQ確定日まで全く動かなかったとしても

コール売りからの利益は手に入る、だから長期戦に有利なのです

さらに、SQ確定日2週間前後になるとタイムディケイは加速することが多いです

通常、カバードコールというのはコール売り1枚に対し、

日経平均先物ミニを10枚買わないと、コール売り1枚を完全にカバーできません

ただ、日経平均先物ミニを10枚買うと126万ほどの証拠金がいるので、

なかなか手が出せません

なので、ここで紹介するのは部分的にカバーする方法です

例えば以下のポジション

日経平均先物ミニ2枚により、C28500の売りをカバーしており

この売りにより、ポジションをとった際にC28500売りから92000円が入るため、

その分損切りの余裕がでます

27190円あたりまで日経平均が下げても、この92000円でカバーできるのです

ただ、チャートでもわかるように、日経平均が上昇し、

28500円を超えた時点でミニを2枚しか持ってないので利益が減っていきます

これはC28500円のコール売りの損益にミニの利益が負けてるからです

よって、本来は以下にあるデルタの変化によりミニを増やすなどして調整する必要があります

ただ、ここではあくまで部分的に損をカバーする方法です

そのほうがシンプルだし、上昇した場合のデルタ調整のためずっと相場を見る必要がないからです

この戦略は、SQ確定日は8月13日までに28500円を超えないと思うなら

この戦略はあなたにとって理想の戦略かもしれません

なぜなら、仮に28500円以下ぎりぎりで終われば、約26万の利益を得られるポジションだからです

ただ、このC28500売りの92000円はSQ確定日にならないと利益確定になりません

SQ確定日に28500円以下になった場合のみこの利益は確定する

というのは考慮に入れておいてください

カバードコールは

先物ミニの買いにより時間経過による減価を心配しなくていい

コール売りの時間経過による減価により、相場が思った通りに上昇しなくても利益は出る

と先物とオプションのいいとこ取りの戦略なのですが

それなりの調整や場合によって損切りが必要であり

相場をある程度見ていられる時間がないと、維持は厳しいと思います

最悪のシナリオとしては

もし、日経平均が下がって、先物ミニを27190円に来た時に損切を入れていた場合、

日経平均が一時的に27190円まで下げて、先物ミニが損切りされ

その後に反転上昇し、28500円以上でSQ確定日を迎える

こうなると、先物ミニと28500円の売りからのダブル損益になりますので、

約18万程度の損になるので、それを必ず想定しておいてください

さらに相場が上昇するとコール売りに対する証拠金が上がっていきますので

先物ミニの枚数を増やすなどしてデルタ調整する必要があります

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最初は難しいかもしれませんが、本来オプションは理解するまですごく時間がかかります

ただ、一度理解すれば慣れてくるので是非読んでみてください

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