200日線で止まらなかったS&P500の下げ

市場状況

実はこの記事を昨日の午後に書き始め

200日線でキッチリ下げ止まったS&P500チャートの美しさ

というタイトルでブログを書こうとおもっていたのですが

昨日の日中にはS&P500は200日線でミリも類わず下げ止まったのですが

昨日の深夜1時頃に200日線をこえて突き抜けてきました

昨日もいったようにS&P500が200日線にタッチするのは2020年6月29日以来です

すでに50日線を下抜けたときから通常の下げでなく

ボリンジャーバンド−1、−2、−3と下げていき

今では下げのバンドウォークになっています

200日線もこえてしまったので、下に支えとなる移動平均線はもうなく

次は下のチャートの青太線のエンベロープ乖離10%ぐらいしかありません

なんとこれをこえてきたのはあのコロナショックで下げた2020年2月27日以来なのです

ただ、コロナショックの時は乖離20%まで下げましたので

まだまだ比べ物になりません

*チャートが青太線のエンベロープが乖離20の設定になっていたので乖離10訂正しました

昨日言われていたのは

恐怖と欲望指数を見るとまだ43で

まだ多くの人がこの下落を大した下げだとは思ってないということです

コロナショックのときはこれが5以下のExtreme Fearになりました

この下げをチャンスと見て、ナンピン買いをしている人が多いということかもしれません

日経平均はというと、もちろんつられて下げ

S&P500のチャートと同じく

200日線をこえてバンドウォークの下げとなっています

昨日はS&P500を見て日経平均をトレードしていたので

S&P500が200日線に差し掛かった時は日経平均は28250円付近を推移していました

よってC27250を買い、ヘッジでC27750を売りました

ヘッジがあるので利益限定ですが、損益も限定となり

意に反して27250円以下に下げたとしても

途中で損切りした際の損は少なくて済みますが、、、、

来週早々の損切りとなりそうです

ただ、P28750買い、P28250売りのPUTのデビッドスプレッドはそのままにしていますし

これはただの下げではないと

昨日少し上昇したところで、外側のPUT買いを数枚追加しています

ちなみに昨日は日銀が買ったのではないかという噂が

ツイッターなどで流れていましたが

日銀はTOPIXが午前中に2%下げたときのみ買いに来る可能性があるというだけです

ちなみに昨日は買わなかったようです

日銀の売買は公開されているので

必ず自分で確認するようにしましょう

指数連動型上場投資信託受益権(ETF)および不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入結果

昨日の海外勢はどうだったのでしょう

ゴールドマンは日経平均売り、Cスイスは買いのようです

オプション建玉については

P25000に16264枚という大きな建玉があるようです

他のと比べると突出しているのがわかると思います

この価格までの建玉情報がないので

どこの証券会社が保有しているのかはわかりません

現物株を大量に持っている投資家や機関のヘッジ目的の掛け捨て保険の可能性もあるので

25000円まで日経平均が下げるとは一概には言えないと思います

たまに株の見せ板と同じで

見せかけだけの建玉というのがオプションにもあるので

それの可能性もあります

いずれにせよ、昨日の下げでじわじわとP25000は上げてきています

ヘッジが完全でないPUT売りで損が出ているのなら、即損切りが必要でしょう

こういう時にPUT売りの損切りを失敗すると1枚でも大損になりかねません

例をここで述べてあるので、時間のある時に見てください

プット売りのリスク ほぼホラー

もしまだポジションをもってないのであれば

こういう時は何もしないのが結果的に一番良かったりします

相場のボラティリティが下がるのを待って行動しても遅くありません

こういう時こそ一度冷静に判断できるようにマインドフルネスなどで冷静になりましょう

すみません、ちょっと今日は伝えることが多すぎたかもしれません

それぞれの戦略のまとめ記事

コールオプション戦略のまとめ

プットオプション戦略のまとめ

ぜひこちらも参考にしてください

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