S&P500は遂に短期三角持ち合いを上抜け

市場状況

本日は午後に用事があるので早めの投稿になります

S&P500は遂に三角持ち合いを上抜け

昨日は三角持ち合いの中に戻り下を試すと思われたが

下辺にタッチすることは一度もなく上昇転換しました

Nasdaqももちろん上昇

こちらも三角持ち合いを上抜けしましたので

ダマシとならない限りは上方向に有利な相場は続きそうです

昨日は米小売売上高は前月比3%増と市場予想を大幅に上回った

というニュースで利上げ懸念から前半は下落する場面もあり

10年債利回りも大きく上昇したので結果に対する予想通りの動きとなりましたが

後半はGood NewsはGood Newsと取る最近の傾向から買い戻され

「景気が上向いている」と認識され

利回りが上昇したら確実に不利になるハイテク株も上昇という

通常では考えられない結果となり

全体を押し上げる形となりました

雇用統計の結果、CPI、小売売上高の結果ををすべていいとこどりされたようです

VIXもこれほど下げるかと思うほどの3連続下げ

3日で22から18台前半まで下げたようで

さらに楽観ムードのようです

このところの米株のボラティティがこれほど大きいのは

米国の個人による投機的な

満期まで24時間未満の短期オプション売買が影響していると言われていますが

それがどう影響するのかはまだわかりません

どうせ、下がった時にネタにされるだけでしょう

「0DTE」と呼ばれる、満期まで24時間未満の短期オプションが最近、急拡大しており、同様の市場混乱をもたらす恐れがある。

  同氏率いるチームの試算では、0DTEオプションで想定される取引高は1日当たり約1兆ドル(約134兆円)

日経平均も米株ほどではないが上昇

こちらはまだ三角持ち合いの中の相場ですが、米株次第でしょう

最近の日経平均は、米株が上がるか円安のどちらかさえあれば

それをネタに上げることができるという

こちらもいいとこどり相場がつづいています

日経平均のVIは遂に14.71台となり

昨日の時点の記事ですがこれは3年ぶりだそうです

日経平均VI、コロナ後最低水準に 米CPI通過で - 日本経済新聞
株式相場が大きく変動するとの警戒が和らいでいる。日経平均株価の予想変動率を示す「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」は15日、およそ3年ぶりの低水準まで下落した。米消費者物価指数(CPI)の発表や日米で企業決算が一巡したことを受け、相場の先行きに対する不透明感が後退した。日経平均VIは株価指数オプションの取...

VIが下落中ということは

オプションを買っていると目減りするだけ

買いのスプレッドのオプションを売るのも安すぎてヘッジにもなりません

かといってオプション売りはいつ爆発するかわからないので売れない

まだ3月限が始まったばかりですが

これにさらにタイムディケイで減価しだすと買い勢にはたまったもんではないでしょう

おそらく、これから重要な指標発表もないため大きな動きはないと思いますが

今週末までとりあえず様子見をしようと思っています

今のポジションはそのままです

海外勢の売買動向はまだなのでまた後日

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