S&P500
S&P500は日経平均を追って高値更新寸前ですね
前回言った通りで20日線をわることなく引き続き上昇したので
とりあえず5日線に沿っての上昇は続きそうです
Nasdaq
Nasdaqも少し遅れていますが
こちらも高値更新寸前の状況です
市場状況
10年債利回りは上昇気味なのですが
米株はお構いなしにV字回復しました
ハイテク株も上昇が目立ちます
VIXも最低付近まで推移しており
VIXのCFDを継続して少しづつ積み立て買いしています
日経平均
日経平均については
さすがに上げすぎでしょう
昨日もそれほど米株も上昇しておらず
円安もほどほどなのに
ボリンジャーバンド3シグマをバンドウォークするほどの上昇
おそらく明日のSQまではとりあえず続きそうですが
継続して上昇するには一度下げないと無理があります
ボリンジャーバンド3シグマのバンドウォークは去年の5月以来になります
現在のポジション
利益を囲い込みしたデビッドスプレッドは問題ないのですが
問題なのはカレンダ-スプレッド
P33500はタイムディケイ分もありうまく損切りできたので微利益
P34000が逃げ遅れたので
15万ほどの含み損になっています
今日損切りしても明日しても同じなので
明日まで様子をみます
P35000のカレンダースプレッドを仕掛けました
明日1月限SQは35000円をこえてくるという前提です
市場がこういう事になると
多くの人がヤケクソナンピントレードになってしまいます
トレードというのはしょせん心理戦
冷静さを失ってしまえば終わりです
オプション初心者がよくやるトレードとして
今回のように暴騰している場合に
1月限PUTを買っておき
明日のSQで下がればインザマネーになって大きな利益がでるのでは?
自分もオプション取引を初めたころはこのような淡い期待をして
SQ直前での売買をよくしていました
ただこれ、利益よりリスクのほうが高くなるのはご存じでしょうか?
例えば1月限P35000を150円、15万で買った場合(今朝9時寄り付き価格は最低額130円最高額200円)
そして明日のSQ日に34900円になり
インザマネーとなった場合も190円-150円=40円、4万しか利益が出ません
コストが利益に見合わないのです
しかし、35000円以上でSQを迎えると150円、15万円の損になります
さらにこのようにSQ前日まで急上昇する相場というのは
ヘッジファンドなどがCALL売りの損益をカバーするため
デルタヘッジで先物を買っているため
SQ決済になることが多いので
仮に下げるとしてもすべてポジションが解消された
1月限SQ後にしか下がりません
よって1月限ではなく2月限を買わないとお金を捨てるようなものです
ただ今夜、米国CPIの発表がありますので
もしこれで予想外の数値が出た場合は米株が大きく下げる可能性もあり
それにつられて日経平均も下がる可能性がありますが
こんな博打をしてもしょうがないです
博打ではなく投資をしましょう
もし今回の買いがデルタヘッジではなく
海外勢による年金の現物株買いであるなら
この上昇は始まりにすぎません
海外勢の年金は長期投資目的で日本に投資するからです
★年初で仕事が多忙になっており、トレードもブログもしばらく時間を空けるかもしれません
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