昨日お話しました米国債2年物利回りですが
早速高値を更新してきました
さらに10年債についても高値更新しています
良くないのは10年債利回りのほうが2年債利回りより
上昇が穏やかだということで
そうなるとイールドカーブのフラット化が進行し
ますます株式市場への悪影響となります
以下は年初と比較したものですが
年初からもかなり早いペースでフラット化は進んでいます
実際フラット化するとすぐに暴落するというわけではないらしく
以下はリーマンショックのちょうど1年前の2007年9月16日のイールドカーブ
と現在のものを比べたものですが
まだ短期債の利回りが上がりきってないので
フラット化してから1年以内に同じようなことが起こるかもしれないと
想定したほうがいいのかもしれません
ただ、最初の図のように
上昇のペースはかなり早くなっていますので
同じようなことが起きた時のためにも
現金を確保しておくのもよいのかもしれません
デリバティブ投資は短期投資なので関係ないかもしれませんが
これからは戻り売りを意識した売買をしたほうが
相対的に勝率は高くなるかもしれないという私の妄想です
超短期で売買している人はエンタメとして聞き流してください
ちなみにリーマンショックの日の2008年9月16日のイールドカーブはこのようになり
その1年前と比較したのが以下のチャートとなります
上が1年前、下がリーマンショック直後のチャートです
これを見るとフラット化後に短期債利回りが下がりだしたら
いよいよ危険信号ということになるのかもしれません
これは不安を煽るものではなく
危機の中にチャンスはあるので
その絶好の投資チャンスを逃さないようにしましょうというものです
そもそも米国のインフレ率が7%で実質15%とまで言われており
0.25ベースでFRB会合があるごとに利上げ7回フルでしても
1年で1.75にしかならないので
それでこれからのさらなるインフレを避けることができるのかという意見もあるようです
それぞれの戦略のまとめ記事
ぜひこちらも参考にしてください
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