ボラティリティの低い時はオプション取引を休む時

オプション戦略

S&P500はさらなる下落は免れたようですが

ジグザグの範囲から抜け出せないようです

20日線を再び超えてきており

明日発表のCPIを楽観視しているという事でしょうか

Nasdaqも反発してジグザグにもどりました

今回の下落からの反発はNasdaqが反発したからのように見えます

こちらはちょうど20日線を下値に反発しています

10年債利回りは再び上昇していますが

株価は回復しているので不思議です

VIXも盛り上がる気配は全くなく

13付近まで逆戻り

CPI発表後にどのくらい上下するかが見ものです

日経平均は反発

米株が下がっているのも無視し

円安だからと上がってきた日経平均ですが

植田日銀総裁の牽制発言で円高株安にしようとしたが

結果押し目となり、円高気味だが、株復活となったようです

再度上の赤線のトレンドラインを試しにいくのでしょうか

株と同じで、オプション取引もいつでもトレードで利益が得られるわけではありません

ボラティリティのない時というのはオプション取引で利益を得にくい時になります

ボラティリティが高い時は

価格の変動を利用してガンマトレードをしたり

一時的に大きく買われすぎているオプションを売ったり

残存日数の違う限月を売買するカレンダースプレッドのようなベガトレードも行えます

とにかく動いてればいろいろ利益を出す方法が増えオプション取引の優位性が出てきます

ボラティリティを無視してPUTやCALLを安い価格で売ると

とんでもない価格になったり

PUTやCALLを適当なところで買っても利益が全然出ずに

そのまま時間経過で紙切れなんてこともあります

こういう時はなにもしないのがいちばんです

もしかしたら明日13日21時30分のCPIの結果により

ボラティリティが上昇するかもしれませんので

それまでは無理はぜず

特に無駄な博打PUTを買うような素人トレードはやめたほうがいいでしょう

そういうのでたまたま当たった時だけ自慢している人をたくさん見ます

ポジションのエントリーポイントは公開しないし

失敗した時は黙ってるので、いつも勝っているように見えます

いやいや、あんたの弟子がブログで利益出てないことを証明してるし、、、

さて、自分のトレードはと言うと

ちゃんと今はそれを守ってます

一応ポジションはありますが、完全ニュートラルポジション

前月のP32750 の利益を早々に囲い込んでるので利益の上下はもうほぼありません

ちなみにこれは利益を囲い込む正式な方法で

先月の残りのP32750の買い

先物ミニ10枚買い追加

PUTと同じ価格のC32750売りを追加

C32750を売らないとP32750が時間が立つごとに減価していくので完全なカバーにはなりません

このまま待機して期中で少し利益がのれば決済する予定です

なぜPUTを利確せずにこんなことをするのかと言うと

試しにやってみただけです

この手法は

例えばアットザマネー付近でP32750を買って

その後日経平均が31750円となり1000円下げた時(いわゆるディープインザマネー)

P32750の板がスカスカになり

利確できない場合が多いです

その場合にこの手法を使えば利確したのと同じになるという事です

ただ、理論上は理解してても

いつも自分は実際やってみて確認するたちなので実際にやってみました

証拠金はC32750 を売る時に60万ほど必要でしたが

この3つの合計の維持証拠金は0でほぼ変動しないようです

これで確信を持てたので

今度ディープインザマネーで利確できない時に利用します

ちなみに9月限はカレンダースプレッドのおかげでガッチリでした

SQ後に下落してくれたので9月限売りが全てアウトオブザマネーで利益となり

10月限PUT買いもSQ後に下落してきくれたので利益

今は仕事が忙しく相場を見る時間が少ないので

しばらくはカレンダースプレッドだけでいいかなと思ってます

海外勢の売買動向は売り買いまちまちで

あまり大きな売買はないようです

ゴールドマンの建玉もどっちつかず

どちらかと言えば下目線でしょうか

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