標準偏差が下がる時の三角持ち合いは絶好の売りの機会 

市場状況

前回の以下の投稿でも述べましたが、

標準偏差(Standard Diviation)はオプション売り時の指標として使えます

標準偏差でオプションの売り時を知る

昨日はどうやらコール売りの絶好のタイミングになったようです

こう言うと後付け解釈と言われるかもしれませんが

標準偏差がピークを打ち下がり出すと、ボラティリティも下がり

相場が方向性のないジグザグ相場に入る

と言うことはお話したと思います

S&P500のチャートを見る限り、下に示される標準偏差は4日ほど前より下がり出しており

下抜けを4回トライし、上抜けを3回トライした後

三角持ち合いを形成しているようなので、

昨日の三角持合い上辺を試す機会はコール売りの絶好のタイミングだったと言えます

(下抜けをトライした後プット売りのタイミングでもありましたが、

下げトレンドでのプット売りはお勧めできません)

私はS&P500のチャートを見ながら日経平均をトレードしています

もちろん、昨日の時点で上抜けする可能性もありましたし

昨日のナイトセッションではコールの価格はかなり勢いよく上昇していましたので

リスクを取り損切りをつけてコール売りを仕込む必要がありました

それなりの見返りはあったと思います

もちろん毎回指標通り行くわけではないですが

次回同じような状況を見つけた場合は試してみてください

この三角持ち合いは、どちらかに抜けるまでしばらく続くかもしれません

日経平均もS&P500につられて同じような動きをすると思っており

しばらくは売っても買っても振り回される相場になると思いますので

こう言う場合は無理に売買するより様子見が無難かもしれません

最後に海外勢の売買動向です

ゴールドマンのTOPIX買いがついに止まったようです、日経はまだ買っています

Cスイスは日経もTOPIXも売っているようです

オプション手口の状況は

まだ11月限は始まったばかりだからなのか

10月限が動きすぎたからなのかわかりませんが、

あまり大きなポジションを見られませんが、その中でも比較的大きいのはアムロのこれ

P28000の買い 約3000枚、どうやら下目線のようです

ぜひこちらも参考にしてください

それぞれの戦略のまとめ記事

コールオプション戦略のまとめ

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