ミニオプションを使用したオプション戦略例

オプション戦略

今日は特別編です

以下の守屋さんの動画を参考にしたものです

【日経225ミニオプション活用術⑥】相場急落後に仕掛けるカバードプット戦略

以下の例は上記の動画の反対のカバードコールになります

ミニオプションができたおかげで

完全に先物ミニをカバーできるオプションができたため

それを利用します

昨日の夜に日経平均が急上昇し

CALLオプションのIVが急上昇していたので仕掛けました

カバードコールは通常

先物とCALL売りの間を開けて上昇した時に利益を狙いますが

これは日経平均が上昇しても利益が一定なので

上昇を見込んで仕掛けたものではなく

一時的なIV上昇はいずれ低下するだろうから

その時にCALL売りの価格は下落します

いわゆるベガの低下による利益を取りに行きます

後、SQ直前のためタイムディケイによるCALL売りの価格低下も狙えます

これはセータ狙いになります

先物ミニでさらなる上昇へのカバーは完全にされていますので

リスクとしては

予想に反して6月限SQまでに下落した場合に

先物ミニを損切りしなくてはいけないことぐらいです

CALL売りである程度下落はカバーされてますので

29700円まで位の下落なら損はないでしょう

利益曲線はこのようになり

最大利益は63円、63000円になります

相場が上昇しても利益は出るし

ほとんど動かなくても利益が出る戦略です

ただ、上昇した場合は期中に決済したほうがCALL売りの権利滅にならないので

利益が多いかもしれません

SQ週は毎週上昇して終わる傾向が最近は多いので有効な戦略かもしれません

オプション取引ではヘッジなしの単体買いだけでは運頼みになりますので8割負けます

売りと組み合わせることによりリスクを減らすことができますので

売りが怖いからと売買しないのではなく

売りを理解した戦略を組めば

よりリスクを減らした勝率の高い戦略を取る事がでると思います

どちらかに賭ける取引ばかりするのなら

先物のほうがタイムディケイのない分有利です

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