今日はオプションではなくチャート分析の話になります
1月4日からのS&P500の下落からの上昇
これをチャートで見たら何がわかるのでしょうか
相場のトレンドはいつも三角持ち合いやトレンドラインを抜けたところから始まります
ポイントとして①から⑤があります
①2月9日の三角持ち合いダマシ
②2月17日の三角持ち合いブレイク
③3月3日のトレンドラインブレイクダマシ
④3月11日のトレンドラインブレイクダマシ
⑤3月16日のトレンドラインブレイク
②と⑤を見ると
トレンドのは始まりはいつも三角持ち合い
もしくはトレンドラインのブレイクから始まるということがわかります
その中で①、③、④とダマシがあり
⑤もダマシで終わるのではないかと思った所
本物のブレイクとなり、そのきっかけとなる大陽線が現れました
これだけ長くトレンドラインがブレイクできなかったわけですから
このような急激な上昇となったのです
このように、三角持ち合いを描くこととトレンドラインを引き
常に三角持ち合いやトレンドラインのブレイクポイントを注視するのが
トレンドを読むのに有効かということがわかると思います
特にこの三角持ち合いが大きくなればなるほど
より大きなトレンドが発生し
実際、今回のように1月4日から約3ヶ月も続いた下降トレンドラインのブレイク後は
凄まじい上昇トレンドが現れました
これは、結果論をいってるだけだと思われるかもしれませんが
まず一年、三角持ち合いとトレンドラインを引いて自分で分析してみればわかると思います
相場はほぼこれの繰り返しだと思います
特にS&P500チャートは世界的に取引量が多いのでトレンド通りに動いてくれる事が多く
日経平均はそれについていくだけが多いので
S&P500を見てチャート分析をすることが有効だと私は思います
次に日経平均チャートを見てみましょう
①1月19日の三角持ち合いブレイク
②2月9日三角持ち合いをブレイクのダマシ
日経平均の場合はさらに去年8月から始まったさらに大きな三角持ち合いが
①でブレイクしたのですが
②でほとんど戻してしまいました
ただそれが三角持ち合いに一旦戻るほどの大きなダマシとなり
そこから3000円以上の下落となりましたので
このように、少しトリッキーなチャートでした
上記S&P500チャートの②2月17日の三角持ち合いブレイク
のほうが明確でわかりやすくダマシもそれほど大きくありません
このタイミングで日経平均を売っておけば
かなり利益は取れていたでしょう
このようにS&P500はよりチャート分析のシグナルがはっきりしているので
日頃日経平均よりS&P500チャートで分析をし続けている理由になります
チャート分析をもっと知りたい場合は以下の書籍をお勧めします
それぞれの戦略のまとめ記事
ぜひこちらも参考にしてください
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