でも述べたように、S&P500 はバンドウォークに発展し上昇を続けていましたが
大きな下げとなり、バンドウォーク1σを割ったので、上昇トレンドはいったん終了
終了したからといって、このまま下落するとは確定していませんし
ジグザグか再度上昇の可能性もあります
順張りで買う時期は終わったということだけです
ところが、、、、
(7月9日の前半の様子)
なんと、全回復し、それどころかS&P500は高値を更新してきました
チャートをずっと分析してきた人たちからすると
なんじゃこりゃーチャート、です
普通こういう大きな下げがあれば、とりあえず下げたあたりでジグザク、
もしくは半分くらい返して、再度2番底を探りに行く
というパターンが多いのですが、このように全回復してさらに高値更新するのはどうしてでしょう
おそらく、これはまず空売りしていたヘッジファンドが空売り解消や利確した、もしくは損切したということでしょう。
さらに上げに転じたとアルゴが一斉に買いに転じたのではないかと思います
買いに転じた理由としては、やはり下げると思われてた米国債の利回りが再上昇したのが大きいでしょう
またインフレ期待が復活したということでしょうか
原油(USOIL)のチャートを見ると、同じようにバンドウォークしていましたが、先に終わっているようで、同じような下落のあと上昇になってます
通常ならこのように、大きな下げの後、半分ぐらい上昇するのが普通です
以下のNasdaqのチャートと比べてもS&P500の上昇は突出しており、
今までS&P500を引っ張ってきたGAFAM(Google,Apple,Facebook,Amazon,Microsoft)だけの上げではないのではないでしょうか
資金の大半はS&P500に積み立てているので、嬉しい限りですが
買い場が来たと、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に追加買いを入れたのですが、日本の投信なので、買うのに3日ぐらいかかり、どうやら高値積みになりそうです
これらの投信は一旦注文入れると途中でキャンセルはすぐにしないとできません
さあ、このまま何事もなかったようにバンドウォークに戻るのでしょうか
それとも2番底を目指すのでしょうか
おそらく米国債の利回りの動向次第ではないかと思います
日経平均も米株に大きく影響されるので、注視していきたいと思います
日経平均先物チャートには以下のような強いトレンドラインがあり、直近は超えられてません
これを本格的に矢印のように超えてくれば本物の上昇になるかもしれません
チャート分析をもっと知りたい場合は以下の書籍をお勧めします
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