FOMC発表前の静けさ

市場状況

昨日のS&P500は上下激しい動きでしたが

結局続落

ボリンジャーバンド−2シグマに沿ってのバンドウォークは続いているようです

出来高も、一昨日よりも大きく

いかに売りと買いの攻防が激しいことがわかります

日経平均はというと

昨日の夜は、昨日FOMCが発表されたのかというほど上下の激しい動きでした

日経225の3月限先物ミニの下はナイトだけで26835円から上は27340円という

激しい値動きとなっています

日本時間27日午前4時にFOMCの発表になります

市場の見方としては、相場が全体的に下がっている今

パウエルがさらに株式相場を下げるような事を言うわけがないと思われており

市場は利上げ年4回以上、0.5%刻みもと身構えるが

具体的に利上げ回数や量的引き締め(QT)の時期・規模

にまで踏み込んで語ることは考えにくい

日経電子版より

と考えられているようです

発表後は出尽くしで相場は上昇に転換するという意見が多く

今まではFOMC後は上昇する事が多かったと思いますが

さて、どういう結果になるでしょう

個人的にも、更に悪いニュースが出たとしても

出尽くしでとりあえず上げるのではないかと思っています

ただ、イベント前に片方に賭けるようなことは私はお勧めしません

今の相場は、どんなニュースでもネガティブに受け取るようで

特にグロース株については

昨日のようにマイクロソフトのように好決算を発表しても

時間外取引で5%下げるという

グロース株にはとても厳しい状況です

今回は前回と状況は同じではないという事を少しは考慮しておいたほうがいいでしょう

何度も言いますが、こういうボラティリティの高い時に日経225先物を売買するのは

お金を捨てるようなものです

こういう時こそ、今まで紹介しましたオプション取引をヘッジをつけて活用していただきたいです

それぞれの戦略のまとめ記事

コールオプション戦略のまとめ

プットオプション戦略のまとめ

今まだポジションを保持していないのであれば

FOMC発表後の結果を待ってから、ポジションをとることをお勧めします

事前に上昇した時はこの戦略、下降した時はこの戦略

もしくは、こうなった場合は何もしない

と事前決めておけば決断が早くなります

場合によりポジションを取らないというのを選択肢に持つことはとても重要だと思います

周りを見ても

先物やオプション取引で成功している人は中長期投資が有利な株式取引と違い

ポジションを持つ時間が短く

損切りが早く、損切りしても取り戻そうとしない人

が結果が出ているように見えます

海外勢の動向を見ておきましょう

野村が日経平均をかなり多めに買っているようです

ぜひこちらも参考にしてください

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