今日は4月27日です
ゴールデンウィークの予定は決まりましたか?
もちろん、株や先物、オプションのリスクヘッジもできてますよね、、、、
ちょうどラジオ日経で、ゴールデンウィークに下落した場合に備えてプットを買うという話をしてました
実際プットを買って備えた場合どうなるのか、見ていきましょう
ラジオで言ってたのは日経225オプション5月限の28000円のプットを買うということですので、
価格を見てみますと
日経平均が29100円の時点での価格は125円(12万5000円)になります
ではこのプットを4月27日に125円で買ってゴールデンウィーク明けの5月12日まで待つとどうなるでしょう
まず、想定通り大きく下げ、5月12日に27500円まで下げたとしましょう
1600円の下げ、なかなかな下げですが、5月12日まではまだ2週間以上あるので、
十分可能性はあります
シュミレーターで見ると、
損益(期中)が399円 (5月12日で決済した場合)
損益(満期)が375円 (SQ確定日の5月14日まで待った場合)
すごいですね、12万5000円が、3倍以上になる可能性があります
しかし、いい事ばかり想定してはいけません
下げなかったことも想定しなくてはいけません
もし、5月12日時点で28000円より下がらなかった場合のプットオプションの価値は
(例えば5月12日に先物現在価格の29100円のままだった場合など)
12万4000円のマイナスで、1000円です
時間がたつことにより、保険の価値が下がったのです
12万5000円が2週間足らずで、1000円になってしまいました
前述、プットオプションの買いで書いたように、
オプションの買いで勝てる確率は2割ほどです
時間の経過により、SQ確定日5月14日に近づくほど価値はゼロになるからです
5月14日までに28000円以下にならないと、価値はゼロの紙切れになります
当たれば大きいが、ほとんどは負けます
よって、単体で買う場合は、株などの買いポジションを多く保有していて、
ゴールデンウィーク中に28000円以下に下がった場合の
掛け捨て保険として使ったほうがいいです。
プット単体で利益を出そうとすると、勝つ確率が低い宝くじのようなものだと思ってください
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