バンドウォーク早くも離脱、置いてかれた日経平均

市場状況

S&P500のチャートを見ると、バンドウォークを維持できるかどうかはきわどいところに来ています

決算も一服し、利益確定が増えたということでしょうか

かろうじてバンドウォークを保てたというところでしょう

対して日経平均を見ると、早々とバンドウォークを離脱しています

(ボリンジャーバンド1シグマ(緑線)の下を推移している)

そもそもS&P500のバンドウォークが続くなら日経平均もついて行くだけなので

離脱しても関係ないと思っています

一応チャート20日線付近で14時頃に反発したようです

これは以下の財政支出55.7兆円ニュースが影響したと言われています

経済対策の財政支出55.7兆円、給付金など膨張 19日決定 - 日本経済新聞
政府が19日に閣議決定する経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度となったことが18日、分かった。新型コロナウイルス禍を受けて2020年に編成した経済対策を超えて過去最大規模となる。呼び込む民間資金を加えた事業規模は78.9兆円に上る。岸田文雄政権が掲げる分配政策の目玉として家計や企業向けの給付が膨らんだ。赤字...

今日は昨日お伝えしたような朝高午後安にはならなかったようです

昨日の岸田さんの 金融所得課税発言に海外勢も失望したのか

S&P500と比べて全くさえないチャートとなっています

そのくせ下げも中途半端でした

一番上昇しやすい11月でも首相が株価を上げるのに無関心なら上昇は期待できないでしょう

来年からはプット買いが活躍しそうです

それはさておき

12月限オプション建玉の多さが見ると、現在価格から近いところで多いのが

C30000が18080枚

P29000が11184枚ほどあります

こういう大きな建玉のある所は崩しにかかってくることが多いのですが

他でも結構言われてることですが、30000円にはとりあえず年内には到達するとは思っており

到達した場合はするっと上に行く可能性もありますので

ある程度上にいったところで打診のPUT買いを仕掛けられたらいいなと思ってます

PUTの建玉を全体的に見ると

12月限29000円以下のPUTの建玉を見ると、500円おきに大きな建玉が積まれており

特に28000円以下では13000枚以上が積まれているのがわかります

そろそろ下げの準備をしなければと

打診のPUT買いを考えているのは私だけではないということかもしれません

以下はコールの31000以上の建玉ですが同じように500円単位で大きな建玉がつまれています

実際これをみても方向性がわかるわけではないです

繰り返しになりますが

一番大きい建玉はC30000にあり、これがいずれ狙われると思ってます

ここまで到達すればコールの投げ売りが期待され、投げ売りがある可能性が高いです

下方向でも、ファープットに大きな建玉があって

ここまで下げるという下げ煽りする人がいますが

それが本当なら、PUTで一番大きい建玉は以下のP25000なので

ここまで下げる可能性があるということになりますが

12月限がそこまで下げるとは、ありえないことはないですが、考えにくいと思います

現物を大量に買っている大手が下げた場合の保険として買っているだけかもしれません

海外勢の売買動向です

ゴールドマンとCスイスは日経買い、Cスイスは多めにTOPIXを買っているようです

逆にメリルリンチは日経を大きく売っているようです

ぜひこちらも参考にしてください

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