ADPダマシ炸裂で全戻しの米株

市場状況

S&P500は反落

木曜日発表ののADPの全米雇用リポートで

予想が12万8000人増で市場予想の29万9000人増を大幅に下回ったので

金融引き締めを緩めるのではという観測だったのに

昨日発表した実際の雇用統計では39万人増えたということで一転して金融引締を警戒

前日上昇した分を全戻しとなりました

本当にADPなど全く当てになりません

だだ、今回も20日線で支えられた形となり

まだまだ下には崩れていはいないように見えます

NasdaqもほぼS&P500と同じ形となっており

一時はボリンジャーバーンド2シグマにタッチはしたが

全戻しとなりました

ただ同じく20日線に支えらたようです

日経平均はというと

一時はボリンジャーバーンド2シグマにタッチ寸前でしたが反落

チャートの形としては米株より強い状態が続いており

ボリンジャーバンドに沿ったバンドウォークの形になりつつあります

VIXは上昇することはなく

かなり落ち着いた状態で24台を維持

相場が下落したのに対して上昇もせず

どんどん相場が下落していく時の形ではないようです

Nasdaqの主要銘柄は10年債利回りが上昇したからか下落していますが

他の銘柄が買われているからなのか

S&P500全体的には1.67%の下げと

今の所大きくは崩れてはいないようです

昨日日経平均が27750円ぐらいまで一時的に上昇したところで

7月限P27750買い6月限P27250売りのカレンダースプレッドを追加しました

ちょっとポジションとるのが早かったかもしれませんが

踏み上げられても、P27250 売りがSQでアウト・オブ・ザ・マネーになれば

少しはカバーしてくれそうです

米市場は全体的に見てADPダマシを受けても下げに転換したとはまだ見えず

雇用統計の結果がどう影響するかは3日後ぐらいでないとわからないので

来週米株がどのような動きとなるのかは注視していきたいと思っています

昨日の海外勢の売買動向はどうだったのでしょう

TOPIXをみずほとBNPは大きく買っているようですが

ゴールドマンとバークレーズの売りが目立ちます

手口では来週がSQ週なのに

まだコールを新規に買っているところがあるようです

ゴールドマンの建玉は以下の通り

完全に下目線のポジションだったのが

いつの間にか、C28000の枚数が積み上がって

来週のSQが27875円以上なら利益はとんとんの形のようです

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