S&P500はトレンドラインの上辺でちょうど上昇が止まる結果となり
S&P500はトレンドラインに従順に動いたようです
本当に美しい
チャート分析のやりがいのあるチャートです
今回はフィボナッチを表示してみました
フィボナッチとは直近の高値と安値を結び
どの時点で反転する可能性があるかの目安に使う指標で
23.6%
38.2%
50.0%
61.8%
などが意識されるポイントとなります
下のチャートでは①が38.2%と②が50.0%の半値戻しを表示しています
これを見るとちょうど半値戻しの②をこえて①の38.2%で反発しており
これはトレンドライン(青直線)ともほぼ一致します
トレンドラインと併用して使用することにより
より正確に反転ポイントを判断するのに使えるのではないかと思っています
フィボナッチは無料のTradingViewで使用することができます
このボタンになります
設定の方法は簡単で、直近の高値(安値)と安値(高値)を結ぶだけになります
もしこれを日経平均で見ると
全然使い物になりません
さらに日経平均はトレンドラインを大きく上抜けしているのに
方向性もなくジグザグしているだけ
これはおそらく日銀や年金が買い支えをしているのが原因の一つだと思いますし
日経平均が米株に連動するようにアルゴが自動売買しているのも理由の一つかもしれません
よって、チャート分析をするならやはり先行指標となるS&P500チャートで分析をして
日経平均の売買の判断をするのをお勧めします
チャート分析の基礎についてはいつも紹介している以下の書籍を参照ください
いずれにせよ、一旦上昇は止まったように見えます
これから更に上昇となると相当なパワーが必要になると思うので
現状維持か下を試す展開になるのかもしれません
明日からは北京オリンピックなので
この間は大きく相場がどちらかに動くこともないと言われています
明日は雇用統計発表ですが
雇用統計は投機筋のためのイベントと言われており
そのイベント直後に本当のトレンドが発生することはほぼなく
もし大きく上昇すれば売られ、下落すれば買われる事が多いです
よって先物やオプションの損切りを設定している場合は注意してください
通常、結果を受けての影響は次の週に持ち越される事が多いと言われています
海外勢の動向を見ておきましょう
いつもと違うのは野村が日経平均を売っているということで
これはもしかしてダブルインバースETFの買いを補うためでしょうか
それぞれの戦略のまとめ記事
ぜひこちらも参考にしてください
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