今日は反発の見られたS&P500でしたが
まだまだ上昇に転じるほどの反発とは言えない状態でしょう
かといって、売られるというわけではなく
ある程度下がれば買われているようです
S&P500のチャートを見ると
①のボリンジャーバンド−2シグマ以下には下げませんでしたが
②の5日移動平均線に今回も跳ね返されました
トレンドラインを引くと、どうやら③のボリンジャーバンド−1シグマと
トレンドラインが大体ちょうど同じぐらいのところなので
ここが上げ転換の目安としては適当だと思います
これを抜けてくれるまでは上昇転換は期待できないと思います
日経平均もほぼ同じような状況で
5日移動平均線を抜けきれない状況です
出来高も毎回大きくなっており
買いと売りの攻防があることが見受けられます
巷ではSQ週なので大手が下げを仕掛けてくるだろうということを言っている人が多く見られます
こういう人たちはネガティブな情報を発信して注目を浴びたいだけなので無視ですが
どちらかといえば、上より下げ方向に仕掛けられてもおかしくはないとは思います
あまりこういう時にどちらかに賭けるというな博打投資をすると
たまたま勝った場合に次に同じような賭けをしてしまい、大負けとなる場合が多いので
何もしないのが一番です
もしどうしても参加したいなら
確率的には売りのほうが勝てる確率が高いと思います
12月限のボラティリティが高くなっているためコールもプットもIVが24付近でまだ高く
後一週間で急激に減額するのは明確なため
買いよりは売りが利益を得る確率は高いと思います
今日12月限先物は高値28015円から27580円まで下げ
最終的には終値は27855円の終値だったのですが
例えば、P27000はこのジグザグの間でタイムディケイに負けて
高値の200円から110円が終値となっています
朝イチで売ることができたなら、1日で9万の利益です
P27000の今日のセータは−38円なので、これがタイムディケイとして減額されます
明日はさらにセータのマイナスの値は大きくなるので、売りには有利になります
ただ思った方向ではない方に動いた時のため
必ずヘッジや損切りをつけておいたほうがいいでしょう
コールは大丈夫かもしれませんが価格もプットに比べると安いです
ただもし、プット売りをもっててSQ日に売り仕掛けが入れば損益は大きくなるでしょう
よって、リスクをとってプットにするか利益は少ないがよりリスクの低いコールにするかは
自分と証拠金に相談してくだい
海外勢の売買動向を見ておきましょう
SQ週だからなのか、普段とは比べ物にならない売買の大きさです
大和、みずほ、HSBCといういつもはほとんど売買しないようなところが大きく日経を買っています
ゴールドマンとCスイスは逆に売っており、
特にCスイスの5000枚を超える売りは目立ちます
ゴールドマンもTOPIXを先週に引き続き売っており
今回も6734枚とかなり大きめのTOPIX売りです
ちょっとこれを見ると反転上昇はまだというチャートのサインも後押しする形になると思います
ぜひこちらも参考にしてください
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