日経225オプション取引 2021年4月限

日経225オプション取引ログ

私は、デリバティブ取引の一つである、日経225オプション取引をやっています。

オプション取引の基本的な知識は説明が長くなってしまうので割愛させてください。

ここでは、いかにオプション取引を使って、リスクを少なくし、損小利大を実現するのかを説明していきたいと思います。

いきなりですが、今現在の私の日経225オプション4月限のポジションは以下の通りです。

これを見てすぐわかる人はオプション取引経験者だと思いますが、

簡単に説明だけしておきます。

これは、デビットスプレッドというオプション取引を行い、

コールオプションの買い28750円を3月8日に690円で買い

コールオプションの売り29250円を3月8日に455円で売る

コールオプションの買い29000円を3月11日に650円で買い

コールオプションの売り29500円を3月11日に400円で売る

というポジションになります。

現在、日経平均29530円の時点での、含み益は515円(515000円)になります。

これは、あくまで含み益であり、このままこのポジションでを維持し、

4月のSQ日の4月9日を迎えた場合、それも日経平均が29500円以上だった場合

この利益が確定するということです。

今売っても、205円(205000円)理論上の利益は出ます。

現在の証拠金は290000円で、デビッドスプレッドという、

利益限定だが損益限定なポジションのため、証拠金はこれ以上上下することはありません。

デビッドスプレッドをこのうちの1つのポジションを使って簡単に説明しますと、

コールオプションの買い28750円を3月8日に690円で買い

ここで、費用690円、69万円がかかっているのですが、

コールオプションの売り29250円を3月8日に455円売る

同時にこの売りを追加することで、455円、45.5万円をすぐに回収しています。

要するに費用が、690-455=235 23.5万の費用がかかっています。

なので、これを解消するぐらいの利益がないと、利益が出ないということになります。

コール買いだけでなく、売りを組み合わせることで、

コール買いが予想に反して下がった場合、

コール売りの利益がでますので、ほとんどは回収可能になります

しかも、買いと売りを組み合わせることにより、証拠金が限定されます

利益は限定されますが、損益も限定され、証拠金も限定されているのでリスクの低いポジションになります。

シュミレートしてみると以下のようになります。

損益分岐点は、29250円で、SQ日の4月9日にこの値段を上回っていた場合

265円(26万5000円)の利益がもらえるということです。

注目するのは利益の265円というところで、これは費用の235円を上待っています。

要するに、3万円差ではありますが最大損益が235円、最大利益が265円のポジション損小利大ポジションになります。

株や先物でこのようなことは到底できないでしょう。

オプションならではの特典だと思います。

さらに、先物と違って、上下する日経平均に左右されることはありません

なぜなら、SQ値が確定するまで含み益、含み損でしかなく

SQ値がいくらかだけ気にすればいいからです。

もし、SQ日に損をしそうであれば、SQ前にこのポジションを損切りすればいいだけ

買いと売りとを行っているため、互いに損益を打ち消しあい、損切りしても大した損にはならないのです

成り行きで損切り決済した場合、

もちろん、ポジションにもよりますが、

28750円と29250円の500円差の間のデビッドスプレッドのポジションの場合

私の経験上だいたい1ポジション3万から5万の損切りになる可能性はありますが、

先物で数百円日経平均が動いただけでこれくらいすぐ損が出ると思いますし

500円予想外に日経平均が違う方向に動いてもこれくらいの損切りで済むので、

利益の額を考えると大した額ではないのではないでしょうか。

ぜひこちらも参考にしてください

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