S&P500は久しぶりの下落
ボリンジャーバンド2シグマに沿った上昇でしたが
少し休息のようです
まだ5日線をわってませんので
上昇トレンドが終わったとは言えないと思います
NasdaqはめずらしくS&P500と異なり
一足先に下げ
おそらく、昨日決算のあった
テスラや半導体関連株の時間外の下落が影響しているのではないかと言われており
今日の日本時間は少し5日線をタッチするくらいの下落になりました
10年債利回りは少し反発したようです
インフレが落ち着いているため
もう利上げはないだろうという憶測が勝手に走っているようです
本当に懲りない楽観主義国です
VIXも最低水準で
いつ急上昇してもおかしくないのですが
上げるにも下げるにもとりあえず28日の結果待ちでしょう
日経平均はというと
昨日の上昇が嘘だったような全戻し
昨日日中は一旦三角持ち合いを上抜けし
上昇するように見せかけて見事なダマシ
これは植田ダマシといっていいでしょう
18日の夕方ごろに植田総裁が、
YCCの修正はないけど緩和は続けるからね
と株価を気にするような発言をしたことにより
水曜の日経平均は急騰
三角持ち合いを上抜けしました
今日はその反動で円高になり
米株も下落したことにより18日より下落しているという
株価を維持したいがための発言があだとなったようです
YCCよりも
もし日本も米国のように金利を上げることになると
住宅ローンを抱える6割強の国民を敵に回すことになり
尚且つ半分以上日銀が所有する日本国債の利回りを払わなくてはならないので
日銀には大きな負担となります
なにもしないというのが日本にとって一番無難な選択なのです
おそらく物価がいくら上がろうが
何もできない状態が続くでしょう
なので、もし利上げをする状況まで追い込まれた時の日経平均の反応が恐ろしいです
現在最強の米国株が下げ始め
それにより米国がもし利下げをせざるを得ない状況になると
政府が米国景気が悪くなったと認めるようなものなので
米国の株価は大幅に下落するでしょうから
その状況で日本が物価を抑えるために利上げなどすれば
日経平均は米国株以上に大幅に下落するでしょう
現在のポジションというと
33000円を昨日しれっと超えてきたので
これはやばいかなと思ったのですがその後沈没
結局現状維持で
プロテクティブプットだけ上に移動しただけになります
しばらくジグザグが続くと思うので
時間がたつほど有利になるポジションは有効です
自分はあまり短期トレードはしないのですが
あいかわらず自分には相場観があると勘違いし
IVやVIといわれるボラティリティ、タイムディケイ、グリークスの基本も勉強せずに
タイミングを計らず短期でCALLとかPUTを買うだけの人もいるようですが
それを理解せずにオプション取引をすると負けやすくなります
オプションにはバーゲンセール期間というのがあります
もちろんその時に買うほうがいいし
逆に高い時には売る方が有利なのです
間違った時に買うと短期的なボラティリティ上昇時に高く買ってしまう事がありますので
当然負けやすくなるのです
例えば下落すると予想しプロテクティブプットを仕掛けたが
逆に上昇し
PUTのプレミアムは剥げたが
それでも利益が出る場合がありますが
それはPUTのIVが高くなり下がりにくくなっており
ペアの先物買いの利益がその下げを上回ったからです
要するにたまたまIVが今より低い所でPUTを買えたので助かっただけです
さらにボラティリティ上下が少ない時はオプション買いは当然負けやすいですし
CALLとPUTのIVは異なることもあり
アットザマネーとファーオプションのIVも異なることがあります
よってこれらも考慮する必要があるのです
ところで
月曜日にNasdaqは下げると言っていた人気の投資系Youtuberも
何事もなかったように水曜は16000円まで上昇すると言っていましたが
今回も逆で下げています
予想をしないと視聴率が上がらないのはわかりますが
はずした時は素直に
負けを認めるほうが人間味があって好感度高を持てると思います
海外勢の売買動向はどうだったのでしょう
今日も目立った売買はみられません
28日待ちでしょうか
ゴールドマンの建玉はあまり増えておらず
強気継続のようです
👆少しでもいいと思われましたら、上のバナー応援クリックよろしくお願いします
オプション戦略のまとめ記事
ぜひこちらも参考にしてください
コメント