S&P500は上昇トレンドがまだ崩れていません
適度な調整をこなし
20日線で下げ止まり
上昇トレンドにそって再び上げています
Nasdaqも20日線で調整終了のようで
同じく上昇相場にしれっと戻っています
10年債利回りは若干落ち着き
3.9台に戻ってきています
これによりNasdaqに安心感がでたのか
とりあえずはいったん反発のようです
日経平均は現物も先物のチャートも明らかなダブルトップを示しており
通常ならここからさらに下げるはずなのですが
なかなか下げません
それはもちろん米株が下げないからです
上げるにも下げるにも米株の様子を見てからでないと動けないのです
おそらく米株がこのまま上昇し続けるのであれば
日経平均のダブルトップ下げはダマシということで
上昇に転ずる可能性もあります
逆に米株が素直に下げれば日経も安心して下げるでしょう
ところで、SQ週に取るポジションというと
普通に初心者が考えるのはこの2つでしょう
1.SQ週の急落に賭けた単体ニアPUT期近買い(インザマネーになるようにお祈り)
2.SQ週のタイムディケイを狙ったファーPUTやCALL売り
実際これらのトレードはほとんど利益がでないか
損になることが多いです
なぜなら、昨日月曜に日経平均は500円ほどの急落がありましたが
急落にもかかわらず
実際PUTのIVはほぼ上がらず
逆にCALLのIVが上がってたので
プロテクティブコールを事前に仕込んでた人や
ファーCALLを単体で買ってた人や
CALLのIVが上昇した後にガンマ(価格の急上昇後の低下)と
シータ(タイムディケイ)を狙った
カバードCALLの方が利益があったという事です
PUTを買ってた人はほとんど利益が出てないでしょう
急落時にPUTのIVが上がらないというのはよくある事です
このように、IVを見ずにオプショントレードするのなら
オプションの優位性は生かせません
よって上級者はSQ週に逆にファーCALL大量買いを狙うようです
なぜならSQ週というのはCALLが不当に投げられて安くなっており
そこをねらい、月曜のようにCALLが急上昇した時に決済するのです
もちろん、素人じゃありませんから
プロテクティブプットなどで予想外に下げた時などはヘッジをしており
さらに期先でプロテクティブプットを組んでるので
損どころか利益になることもあります
これらは満期になる前までには必ず決済します
私は本業があるので常時相場を見ることができず
このようなトレードはできませんが
もしそれができればかなり面白くリスクの少ないトレードだと思います
ゑもんさんという最近パンローリングの動画にも出た人の話です
さて、自分のポジションはというと
結局早々に利確した
P33000のバタフライスプレッドを満期まで持っておけばよかったと悔やまれますが
まあ利益になったのでいいでしょう
プロテクティブプットを7日に
先物ミニとミニオプションを組み合わせた
カバードコールを10日に追加しております
カレンダースプレッドについては
金曜日朝にどうロールオーバーするかが重要になってきます
海外勢の売買動向はどうだったのでしょう
売り買い交錯、とくにどちらかに偏っているというわけではないようです
ゴールドマンの含み益は現時点ではかなり減ったようです
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