どうせなら勝率80%のCALL宝くじを買おう

市場状況

S&P500は5日線に沿って上げているだけ

これが崩れない限りは下げようがないでしょう

今トレードしているような海外勢はほぼいなく

成績が良くなく仕方なくサンクスギビングも働かなくてはならない人だけでしょう

Nasdaqもレンジを上抜けしてどんどん上げるという雰囲気でもありませんが

こちらも5日線に沿った上昇で

下げるのはこれを大きく下回ってからでしょう

10年債利回りは上がる様子もなく

VIXも最低水準が続いています

S&P500のVIXに関しては2年ぶりの最低水準なので

危険な状態なのですが

コロナ以前は11台のまま1年間続いたこともあるので

期限のあるVIX先物などを利用して

VIXの上昇に賭けるのもリスクがあると思います

日経平均は5日線をわってきていますが

米株のほうがまだわってないので

米株が回復すればまた回復する可能性が十分ありますので

米株次第になると思います

正にアメリカファーストでしょう

こういうジグザグ相場で

なおかつSQまで2週間を切りましたので

オプション取引は消耗戦となります

よってオプション売りをポジションに組み込めているかどうかで

利益を出せるかどうかが大きく変わってきます

オプションは売りをうまく利用できないと長期的には生き残れません

極端な話、売りだけやってれば勝率80%なのですが

売りのリスクは高い、特にPUTオプション売りのリスクは高いので

PUTやCALL売りで破産した人もおり

それを恐れて売りを全くしないという人もいます

ちなみにこれは以前の投稿ですが時間があれば是非読んでください

東日本大震災の教訓 PUTオプション売りのリスク

ただ、オプションを理解すればリスク回避は可能です

勝率80%のオプション売りを勝率20%の買いに組み込むことで

確実に勝率を上げる事ができます

買いを既に持っていて売りをヘッジで使うなら

逆に買いだけを裸で持つより確実にリスクは減るのです

自分の場合はほとんどの場合完全ヘッジしています

売りと買いが一対一になる組み合わせにしているので

証拠金が上がることによるリスクもほとんどありません

実際売りで破産するのは売りがインザマネーになるからではなく

ほとんどの場合一時的に急上昇した証拠金が払えなくなるからです

なので証拠金のリスクさえ取り除けば

恐れるに足らないのです

まあ、経験してみないとわからないと思うので

是非、ファーコールを売ってみて

どのような動きをするのか観察してみてください

不安なら、さらに外側のコールを買うことで

損益限定で証拠金ほぼなしになります

例えばこのようなポジションです

C35000 -1 11円

C35500 +1 5円

これはコールクレジットスプレッドと言われる手法で

後2週間の11月限SQ日までに日経平均が35000円に達しなければ

11円マイナス5円で

6000円の利益が高確率で手に入る手法です

もしSQまでに35000円以上になれば損益となりますが

はじめてCALLを売って2週間で今から35000円になったなら相当運の悪い人なので

投資をやめたほうがいいでしょう

まあそれは冗談ですが

それだけ高確率で利益が出る手法という事です

ではなぜ自分がやらないかと言うと

それよりリスクを取ってもっと利益を上げたいからです

オプション売りを理解するためにはいいスタートになり

これだけでも多くの事を学べると思うので、ぜひ試してみてください

クレジットスプレッドの場合、売りが前あるため

35000円に近づくにつれて少しだけ証拠金が増えていくのも確認できると思います

ファーオプションなので増えるのはほんの少しになると思います

オプション売りは理解できれば怖くありません

経験で学んでいきましょう

今のポジションは

12月1日がSQ二週間前だと思ってたのですが

先週金曜の24日がそうだったので

宣言通りカレンダースプレッドを仕込みましたP33750です

期近のVIが高くなかったので理想のタイミングとは言えませんが

2週間前ぐらいに仕込んでおかないとタイムディケイのうま味がありません

結果、たまたま高値でPUTを仕込めたようですが

33750円より少し上でSQを迎えてくれれば利益が最高のポジションなので

下げを狙っていたわけではありません

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