ブログはお休みしていますが
今回は特別編として
オプション取引で生計を立てている玄人
(会員募集して会員費で生計を立てている人ではありません)
と素人のトレードはこれほど違うのかという事について
少しだけ話します
まず、SQ週というのは相場が上下しやすい週であるというのは事実です
ただ、オプションを始めたばかりの人はSQ週に以下のような事をしがちです
ファーコールを売る
アットザマネー付近の期近PUTを買い、インザマネーになるのをお祈りする
(素人はSQ週なのに期先ではなく期近、それも動きの鈍いアット付近のPUTを買います)
プロテクティブプットの先物買いだけを決済しPUT買いを残して暴落をお祈りする
(先物が上昇したら決済しPUT買いはそのままなんてのは、損切りできないだけのド素人戦略です。そのまま上昇すればPUTが紙切れとなり先物の利益以上にダイナミックに損します:)
しかし、玄人は全く逆のことをします
ファーコールを複数枚買いプロテクティブコールにして、さらに下落すればCALL買い増し
PUTを買うのではなく、PUT売りをファーコール買いのヘッジに使う
プロテクティブプット(コール)の先物は必ず同時決済
要するに、SQ週に下げるのを待つのではなく
SQ週に下げる事があればチャンスとみてコールを買うガンマトレードをします
なぜならコールのほうが爆発力がありガンマトレードには向いているからです
なぜかわかりませんが、素人ほど無駄に逆張りPUT買いをし、順張りCALLは買えないようです
優位性がある時のみトレードし、それ以外の場合はトレードしない
これはオプション以外のトレーダーにとっても当然のことでしょう
ガンマトレードが使える機会というのは本当に限られており
この機会がないと思えば見逃すという高度な判断が必要なのです
とても素人にはできないでしょう
SQ週だからセータでオプション価値が下がるだろうからとCALLを売ったり
適当にSQ週にPUTを買う素人とは全く違う考え方ですよね
タイミングに関係なくPUT買いと先物買いを持ち続けるのなんてのは論外です
セータが全くカバーできてませんし、ボラティリティが上がらなけれ終了
本来ガンマトレードというのはPUTの場合は下げてボラティリティが上がった時に利益が出るので
ボラティリティが上がらなかったり、予想がはずれて上昇した場合は即撤退すべきなのです
相場どちらに行っても儲かる1つの戦略なんてもちろんありません
そんな戦略があればもれなく億万長者です
ダイナミックヘッジ? ただ単にPUT買って先物売買するだけの戦略
それ、先物売買がうまくいくかどうか次第の博打戦略ですよね?
しまいにはPUT買いの損切りが重なって嫌になったのか
全く関係のない先物ラージを単体で売る始末
さらに先物買いのPUT買いポジションで、予想ははずれて大幅高したのに
先物を利確して儲かったと騒ぎたてる始末
実は残りの先物の数が減るほど全体の含み損は増え不利になるだけ
ペアのPUT買いの含み損や損切りは都合が悪いので黙っている詐欺師がいるようです
それも元株のプロで、オプションを取引を始めたのは引退した後
発言するたびに素人以下の知識と経験しかないことがわかります
PUT買い先物買いのポジションというのは
上昇し続ける相場ではデルタヘッジで高いところで先物買いを強いられます
その間にPUT買いはセータで減価するので利益どころかその損益を埋めるだけで精一杯でしょう
こういう輩が手法を教えましょうと会員募集しているので注意しましょう
どの戦略にも弱点は必ずあるのです
弱点も説明せず、無敵の戦略のように見せかける
全ては会員集めのためでしょう
玄人の本当のガンマトレードについて
具体的には以下のゑもんレポートの動画にありますので時間のある時に見てください
自分のインザマネーまで持ち込む中期投資スタイルにはあわないので
ガンマトレードは自分はやりませんが
ちなみに自分の近況報告として
5月限の利益は433万
6月限は71万(7月限P39000の5枚は決済せず持ち越し)
今までこのブログで公開している手法は変わらず
基本方向性は考えずSP500のチャートを見ながら両建てのSQ持ち込み型
使う戦略は基本この4つだけでリスクは比較的少ないと言えます
デビッドスプレッド
レシオスブレッド
カレンダースプレッド
バタフライスプレッド
これまでと違うのは資金
資金を3倍にしたら利益も3倍から10倍になりトレード回数も減りました
レシオスプレッド以外は
売りが買いより多くなることはなく
レシオスプレッドが危ない時は外側に買いを入れたり損切りします
証拠金が増えるのが大嫌いなので
ほぼ常に両建てで証拠金が増えない形にすることを心がけています
まあとりあえずいつまでこの手法が通用するかはわかりませんが
通用しなくなるまで続けるつもりです
月決済で今年は一度も負けたことありません
ブログをやめる前までのポジションは事前に全て公開しています
*事前にポジションを公開せず、利益ができた時だけ後出しで公開しているのは典型的な詐欺なので注意しましょう
彼らは常に勝ってるように見せかけ、目的は集客して会員費で生計を立てる事です
何度も言いますが利益が出てるトレーダーは会員募集などしなくても生計が立てられます
既に騙された人がいるなら、通報したほうがいいでしょう
元ファンドマネージャー、元ウォールストリート
なぜ現役ではなく元なのか考えましょう
大抵アルゴやインデックスにパフォーマンスで勝てずに追い出された人たちです
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オプション戦略のまとめ記事
ぜひこちらも参考にしてください
コメント
はじめまして
ブログを徐々に読んで勉強させてもらっています。
毒ぶるどさんはオプションの達人ですね。
独特の手法でされてるようで、私には理解するのがかなり難しく時間がかかっていますが…
例えば、カレンダースプレッドで期近のP売り、C売りをSQインしても全然OKみたいなスタイルでされていますが、(かなりの度胸が要ると思います。)SQ値が爆下げや爆上げでDeepに確定した場合でもキツイ損失にならないのですか?耐えられるレベルなんでしょうか?
もしよろしければ教えていただけたらありがたいです。
はじめまして、しばらく見てなかったので返信が遅くなりました。
そうですね、カレンダースプレッドが一番怖いのはポジションを組むときと決済がうまくいかないときです。
ディープイン・ザ・マネーになってしまうと期先PUTなどはとても約定できないので、SQ日に期先のPUT売りでカバーしなくてはいけなくなることが多いです。
そうなると利益はお預けになるし、資金拘束をされるので気持ち悪いですね。
ただ、それさえうまく行けば一対一の売りと買いだし、期近PUT売りはタイムディケイでSQが2週間以内になれば有利になるので助かることもも多いです。
CALL売りやPUT売りについては、PUT売りにはもちろん注意してますし、多くてもCALLもPUTも1買い対2売り以上はしませんし、危なくなればすぐ損切りや外側に買いを入れます。
あと、思った以上に上がったり下がったりしたときはバックスプレットなどで一時的に証拠金対策をすることもあります。
個人的にはカレンダースプレッドをSQ前2週間で急落がありIVが30を超えたときに仕掛けるだけにしておけば、無敵だと思ってます。
ただ、どうもそれ以外にも無駄なスプレッドを組んでそのカバーに振り回されることがおおいですね。
すみません
ブログを読み進めたら、カレンダーの期近の損失が75万とかかなり多額になることもあるのですね。それも許容範囲内なんですね。すごい胆力ですね。