今日は相場が下落している際のチャート分析について
久しぶりに初級編の話します
通常、以下のように直近安値を更新した場合に
すぐ売りトレンドが発生したと
売るトレーダー(ショートする人)がいますが
これは売りトレンドの始まりとはまだ言えず
高値切り下げで安値更新した場合に
一度戻して、その後再度下落し
下落が直近安値の以下の売りラインを超えた時点で売るというのが王道なります
なぜなら
安値を更新したので
一旦、既にショートをしてたトレーダーが利確して
一時的に上昇する確率が高いからです
後、このまま反転上昇という確率もありますので
一旦上昇しても再び安値更新するほど弱い
というのを確認してから売る方が
売りが成功する確率が高くなります
確率が高くなるというだけで
こうなれば必ず下げると予言しているわけではないので
誤解のないようにお願いします
このような場合のオプション取引の戦略例は以下の通りで
ここでは証拠金が少ない、もしくは証拠金が全く増加しない
ファーPUT売りと組み合わせるバタフライスプレッドやデビッドスプレッドを推奨します
例えばS&P500が上記の売りのラインに到達した時に
日経平均が27250円付近だった場合
※私はS&P500のチャートを見て日経225オプションをトレードをしています
デビッドスプレッド
P27250 +1
P26750 -1
バラフライスプレッド
P27250 +1
P26250 -2
P25250 +1
バラフライスプレッドは26250円が利益の最大ポイントとなり
26250円より下げると含み益が減り出し
証拠金が増えていきますので注意してください
外側のPUTを追加で買う
先物ミニ売りでデルタヘッジするなどして対処する必要があります
バタフライスプレッドは既に外側に買いがある分
証拠金リスクは少ないポジションです
デビットスプレッドについては証拠金はいくら日経平均が上下しても増えません
もちろん仮に
思い通りにならず日経平均が上昇した場合は躊躇なく損切りしてください
損切りしてもPUT売りでヘッジしているため
損は少なくて済むはずですし
損切りした後
上位のP27500やP27750の買いに移動するのもいいでしょう
もちろんいつもの通り
実際にポジションを取る場合は必ず自己責任でお願いします
お勧めはできませんが番外編として
自分自身がよくする
自己流の売りタイミングは以下の通りです
トレンドラインにタッチしたら売るという方法で
これは失敗する確率が上記より高いのですが
成功した時の利益が上記より大きいです
前回の12日の上昇のようにトレンドラインを超えてきた場合は
躊躇なく損切りする必要があります
常にオプション買いと売りを一緒に組み合わせていれば
損切り額も少ないというのを考慮しての戦略です
ちなみに、お前は昨日CALLを買ってたじゃないか
と言われるかもしませんが
これはもうPUT買いで含み益があるのでそれを守ろうとしてるのです
このように状況によりいろいろなポジション事情があるので
人のポジション状況などあまり参考にならないと言い続けているのです
オプション戦略のまとめ記事
ぜひこちらも参考にしてください
コメント