IVを見ればバタバタトレードする必要なし

市場状況

午後から仕事が多いので早めに投稿します

S&P500

S&P500は昨日から下げており

なんとか20日線で下げ止まって

なんとか反発しようというところです

大きな要因は10年債利回りが再び上昇しだしているからで

この状況によりここで下げ止まれるかどうかが決まるかもしれません

Nasdaq

こちらは20日線を超えての下げ

やはり10年債利回りの上昇をもろに受けるのはいつもここです

5日線と20日線がデッドクロス気味で少し状況が悪くなってきました

市場状況

FRB議事録で「利下げするつもりはまだないよ~」

で米国10年債利回りが再度上昇しだしました

よって円安となっております

10年債利回りが上がれば米国株は下げます

よってVIXは少し高くなりました

前日のAppleが投資判断引き下げで大きく下げたのも影響があるでしょう

そもそも歴史上、利下げは暴落のサインなので

遠のいたほうが安心のはずなんですけどね~

日経平均

日経平均は大きな下げとなりましたが

その後は大きな下髭をつけて回復

大納会の日経平均は33280円あたりだったので

この大きな災害続きの後、33000円前後で落ち着いているので

日経平均は意外にも冷静だったと言えるでしょう

その理由としては米国10年債利回りが上昇して円安になったことが大きいでしょう

通常なら災害つづきで円高となるはずで

それにつられて日経平均はもっと下げるはずです

新NISAの個人の買いも少し関係あるかもしれませんが

ほとんどは米国株の購入にあてられているはずです

初売りセールで買い増した人も多いようです

自分もフル活用させてもらってます

以下は本日午前10時ごろのIVの状況です

見ての通り、一番大きく下げていた9時半前後でもPUTのIVは上昇せず

CALLのIVだけが上がっています

これは通常の下げの時の典型で

暴落の時はCALLもPUTもIVが上昇します

よって朝の下げを見て

さらに下げると賭けてPUTを買ってたら価値が下がり損になる可能性が高かったという事

このようにオプション取引は常にスマイルカーブとIVを見て冷静に判断することが大切です

自分は見ての通りそれほどトレード回数は多い方ではありませんが

去年の手数料は50万をこえました

いかにトレード回数を少なくすることが大切かがわかると思います

利益とトレード回数は比例しません

現在のポジション

前回お伝えした通り、この下げにより期近IVが少し朝方上昇したので

カレンダースプレッドP33000を追加しました

朝早く追加して、さらに日経が下げたので

失敗したかなと思いましたが

その後上昇し33000円を日経平均が超えてきたので

カレンダースプレッドとしては理想の形となりました

SQ日に33000円より少し上で終わってくれれば1月限33000ショートが丸ごと利益となるので

一番いい形になります

自分がポジションを紹介しているのは例としてだけであって、

利益を見せびらかすためではありません

このポジションを真似すればだれでも利益が出るわけではないので

参考程度にしてください

見ての通り基本リスク限定のポジションですが

ポジション取りのタイミング次第で大きく損になります

(IVの低い時の売買や、買いと売りを同時に約定できなかった時など)

オプション取引に必ず毎回利益の出る戦略など存在しませんので

失敗したら即損切り、修正する知識は最低限持っておいてください

まあ、アラブ王みたいに資金が無限にあればショート戦略だけで永遠に勝てますが、、、

★常に現ポジション見せずに利益出たとかいうのは客寄せの詐欺なので気をつけましょう

にほんブログ村 先物取引ブログ 日経225オプションへ

👆少しでもいいと思われましたら、上のバナー応援クリックよろしくお願いします

オプション戦略のまとめ記事

コールオプション戦略のまとめ

プットオプション戦略のまとめ

ぜひこちらも参考にしてください

オプション取引のおすすめ書籍と動画

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント