オプションにはフリートレードと言うのがあります
これは例えばプットオプションをP28500買い、
すぐにプットオプションP28000を売るのがデビットスプレッドと呼ばれるものですが
P28500円を買った後、下げトレンドの最中だと思った場合、そのままP28000のプット売りを
P28000円の売りを出す時に、P28500を買った645円と同じ価格になるまで待つと言う方法です
相場が下がったところで、決済する代わりに利益に蓋をするとうことです
例えば以下のペアを見てください
P28500円 買い 645円
P28000円 売り 645円
買いと売りの価格が同じになってると思いますが、これはP28500を買った時日経平均の下げが始まった時なので、
さらに下げは続くと思い、P28000円のプットを売るのを待ちました
思い通りにそのまま日経平均は下がり、P28000がP28500円の価格と同じになったところで
P28000を売りを出しました
これはフリートレードと呼ばれるもので、
実質、このプットオプション買いのコストが同じ価格の売りで相殺され、
無料でP28500買いを手に入れたことになります
よって、SQ確定日に28500円以上になったとしても損は0円
*通常、プットオプション買い単体のP28500円 645円は28500円以上になると無価値になりますが
プットオプション売りの645円があるので、そのまま戻ってくるのです
28000以下でSQ確定日を迎えると28500-28000=500円 50万円分の利益があり
日経平均が28500円以上でSQ確定日を迎えても損益は0
利益はあるかどうかは28500以下になりますが、損は完全にないポジションとなります
損をすることがないので満期まで安心して保有することができます
この手法は下にいくという予想が当たったのでうまく行きましたが
もし予想に反して株価が上がれば、P28500買い、の価値は下がり続けるので注意してください
下げトレンドが始まって、まだまだ続きそうだなと思った場合にのみ、使える手法です
通常どちらに相場が動くか分からない場合が多いですので、
プットオプションを買った時は、すぐにプットオプションの売りでヘッジすることにしています
ぜひこちらも参考にしてください
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