今日は後に用事があるので少し早めです
S&P500は前回お伝えした通り
やはり200日線を超えて下げるハードルは高かったようで
その後回復し
20日線まで駆け上がったところで一旦休憩といったところでしょうか
Nasdaqも前回お伝えしたレンジを抜けることなく
20日線を抜けてきました
こちらは下げれば買いがどんどん沸いてくる感じでしょうか
AIブームが終わったと言っている人たちは
もれなくAIを使いこなせてない人です
使えない人はどんどん差をつけられることでしょう
ChatGPTの有料会員3000円を惜しむ人がいますが
多言語翻訳、プログラミングもできる優秀なアシスタントを月3000円で雇えるなら
逆に雇わない人がどうかしてるでしょう
10年債金利利回りは一旦下げました
今主流なのは
既に利上げ一回分ぐらい(0.22)短期で上昇したので
利上げする必要はないのでは
と言う勝手な思惑
というかチャートが反発上昇したから後付け理由としてつけたにすぎません
ただVIXは高いままを保っていますので警戒は続いているようです
原油は一時的に昨日5%ほど上昇したようですが
気にしていないように見えます
これで一番上昇したのはいつも大げさな日経平均
ボリンジャーバンドー3シグマから米株と同じ20日線までもうちょっとまで急回復しました
円高になっているのに全く気にしていないようです
スマイルカーブというものをご存じでしょうか
大まかに言うと現行のPUTとCALLのIVの変化を表しているものです
これはえもんレポートで毎日無料でリアルタイムで見れます
自分は短期トレードをほとんどしませんが
スマイルカーブはオプション短期トレードには必須の知識になります
オプション短期トレードでスマイルカーブについて一言も話さない人は
オプション取引の知識がまだ浅い人です
ボラティリティを考慮せずにトレードしていると思われても仕方がないでしょう
以下のように本日は700円も超える上昇相場となりましたが
見ての通り、CALLのIVではなくPUTのIVのほうが上昇しています
これはよくいうCALL剥げ、PUT盛りという典型的な急上昇相場に現れます
通常先物とかをやってる感覚だと
急上昇している時にPUTを買えばいいと思いがちですが
考えてることはみんな同じで
急上昇している時はみんなもPUTを買ってるのです
具体的にはPUTを買ってヘッジの先物を買う投資家も多いから先物がさらに上がるのです
よってPUTのIVが上昇しベガも上昇しており
PUTは割高になっていますので
状況的にはその割高なPUTを売る方が有利な場面なのです
PUT買いよりも、むしろこちらの方が逆張りです
(実際PUTを売るのは大きなリスクが伴うのでヘッジは必ず必要です)
なのでPUT買いを仕掛けるのは割高だと認識して買うべきです
よく、PUT買いと先物買いの組み合わせ、プロテクティブプットを仕掛け
日経平均が急上昇したけど利益が出ているというのは
PUTの価値が高いまま先物が上昇しているからです
ただ、いつもこうなるわけではなく
今年3月からの上昇相場では先物が上昇しているのにCALLのIVも上昇していました
よってCALL買い、先物売りのプロテクティブコールで
先物の売り以上にCALL買いで利益が大きく出たということで
ガンマとベガ共に上昇でCALLでかなり利益が出やすかったということです
このように短期トレードではPUTとCALLのIVの違いや
アットザマネー付近とファープットのIVの違いも考慮しなくてはいけません
ただ単にIVを見ましょうとかボラティリティを見ましょう、ではないのです
適当に日経平均が高いからPUT買うと
知らない内に不利なトレードになってます
よって割高で買った時は少しの利益でも決済するのが安全でしょう
今のポジションは
先週買ったCALL2枚のレシオスプレッドが本領発揮
先週ヘッジで買った先物ミニもいい仕事しています
ちょうどCALLと先物だけの利益が頂点のあたりまで来ています
ただCALL買いが11月限のため、決済するのがおしいです
全決済せず
10月限売り2枚を損切りし
11月限の売りを追加して持ち越すのか悩みどころです
というかCALL買いがディープインで板がスカスカなので
それしか方法がないかもしれません
だだこれをやると次月に利益持ち越し
このポジションは損益を確定しなくてはいけません
悩みどころです
後これ、32000円をもしSQでこえれば10月限P32000売りがまるまる利益となるので
もし上げるのならそこまで行ってほしいですね
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