日曜はほぼ投稿しないのですが
久しぶりにDYC ダイナミックイールドカーブを見るとすごいことになってたので短く
Dynamic Yield Curveというのは
満期の異なる国債利回りを3ヶ月、2年、5年、10年、、、
と順番に並べてチャートにしたもので
よく言われる逆イールドというのは
満期の短い3ヶ月や2年が
10年や30年などの満期が長期のものを上回った時にそう言われます
短期国債の利回りが長期の利回りを上回るということは異常な状態です
そして以下はリーマンショックの1年半前の2007年5月のものと
現在のものとを比べたものですが
左のチャートの上の方が2007年のもので
下が現在のものですが
かなり似てきたのがわかると思います
そして以下は
その2007年とリーマンショックのあった2008年9月と
上記と同じ2007年を比較したものです
リーマンショック後に利下げが実行され
イールドカーブは大きく変化したのですが
実はこれが大きく株価が下げたタイミングと同じなのです
利下げは大暴落の最中に実行されています
米国もこの時はゼロ金利政策を行っており
リーマンショックの3ヶ月後には利下げがあり
米国も今の日本のように0.25まで金利が下がっていました
それから2015年5月まで0.25の金利は継続されており
その間に行ったQE1,2,3でやっと株価は回復しました
よって、利上げが株価を下げるからと言って
利下げを期待するのは間違いと言えます
上昇に期待するのであれば
次のQEを期待しましょう
現在の状況は今までやりすぎたQEを巻き戻す
QT(量的引き締め中)が始まって間もないので
本当の夜明けはまだまだ先かもしれません
これは、今すぐ米国株価が下落すると言っているのではなく
今から1年から1年半以内には同じことが起こるかもしれないということです
特に毎年株価の下げやすい来年の1月や5月や10月は警戒したいです
今はまだまだ短期債利回りが上昇している最中ですが
2007年と同じように
3ヶ月債が2年債の利回りを上回るような事があり
その後
それが下がり出した時が一番警戒するべき時かもしれません
これは自分が読んだり聞いた話や
自分なりの考えをまとめた妄想話ですので
半分聞いていただければいいと思います
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