今回は少しオプション取引とは違う話
スタグフレーション、ハイパーインフレ
これらの言葉はもう聞かない日はなくなったと思います
それぞれについて
最近読んだ本で正に今に事ではないかと思うことが多かったので
それをシェアしたいと思います
スタグフレーション
スタグフレーションとは不況でもあるに関わらず、物価が上昇することです
まさに今日本で起こっていることではないでしょうか
あのうまい棒でさえ10円から12円に値上げ
ステンレス値上げといわれ、
いつの間にかヨーグルトやチョコレートの内容量が少なくなっいるのも話題です
著者によると
実際に70年代に米国でスタグフレーションが起きた時の例を参考にすると
いろいろなことがわかってきます
まず背景としては、ベトナム戦争の泥沼化で財政危機が表面化し
金が大量に米国から流出していたため
ニクソンがドルと金の引き換えを停止した
ニクソンショックがあったころで、
さらにこれにオイルショックが追い打ちをかけたました
これってコロナショックで不景気になり
オイルが高騰している今の日本と結構似ていると感じた人は多いのではないでしょうか
この状況で上昇したのは主にグローバルで展開している企業の株で
エクソン・モービルなどの資源株
P&Gなどの生活必需品株
GEなどのグローバルで展開している製造業
特に資源株のエクソン・モービルは2倍になったようです
GEなどは上昇後は下がり、もとの株価付近に戻ったようです
著者はそれに相当する日本の企業として以下を上げています
トヨタ、ソフトバンク、LIXIL、花王
トヨタや花王などは納得できますが
ちょっと、ソフトバンクには同意はできません
石油資源開発なども日本の資源株の代表だと思うので
個人的には面白いのではないかと思っています
*投資の判断はご自身でお願いします
ハイパーインフレ
ハイパーインフレとはインフレが更に進行し
その国の財政状況に不安が起こった場合におこる現象で
1年で物価が約130倍になる現象のことです
日本でこれほどのインフレというのが起こるのは考えにくいのですが
もしパイパーインフレが日本で起こった時
国債を大量に保有している日本は
諸外国のように利上げができないと思うので
インフレの進行をどう止めるか疑問です
もしそうなった場合に面白いのは以下の順で価格は上昇するということです
①為替
②金
③物価
④不動産
⑤株価
特に株については4年ほどたってから上昇するようで
実際ドイツでハイパーインフレが起こった時は
物価の高騰により株や土地を手放す人が多かったようですが
これらが上昇するまではタイムラグがあり
この時にダイムラーの株などを根気よく持っていたら一財産築けたようです
もしパイパーインフレが起こった起こった時は
不動産や株は最低4年は手放さず持っておきたいものです
まだまだ伝えきれてない今後有益な情報がたくさんこの本には書かれていますので
ぜひご一読ください
他にもウクライナ情勢の話など
2年前に書かれた本とは思えないです
それぞれの戦略のまとめ記事
ぜひこちらも参考にしてください
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